宮崎県の認定こども園では、保育士資格保有者と幼稚園教諭免状保有者の両方を募集しています。今後、保育園や幼稚園から認定こども園へと移行する計画がある施設が多いため、資格保有者にとっては数多くの求人の中から求人を選びやすい状況です。基本給は15万円から16万円が相場となっており、これに住宅手当や扶養手当などの手当類が加算されます。地方の保育施設としては珍しく、育児休暇や産前産後休暇制度が整った認定こども園も多く、働く女性に配慮された職場作りがされています。パートやアルバイトでも時給1000円前後になっており、他の職種に比べて恵まれています。パート勤務でも社会保険完備で昇給制度の対象となっており、能力や資格に応じて相応しい待遇が受けられます。

宮崎県の人口は約1千百万人。九州7県では、佐賀県に次いで二番目に人口の少ない県です。面積は7736平方キロメートルで、こちらは九州で二番目の広さになります。プロ野球やプロサッカーチームがシーズン前にキャンプを行なうことからもわかるように、冬でも温暖な気候で、一年を通じて快適に過ごせる地域です。県庁所在地の宮崎市は、人口約40万人。日照時間が長く、海沿いにフェニックスの木々が並んでいて、南国というイメージにピッタリの街並みです。この他にも、県内第二の都市である都城市や、旭化成の発症の地である工業都市延岡市など個性的な都市がたくさんあります。

宮崎と博多は在来線を利用すると約5時間、熊本から九州新幹線を利用すると3時間40分かかります。県内には、日豊本線や日南線・肥薩線など合計で5つのJR路線が走っています。鹿児島や大分、熊本など近郊の都市を結ぶ高速バス網が発達しているのが宮崎県の特徴で、九州自動車道や宮崎自動車道・九州中央自動車道など高速道路が整備されているので、マイカーでの長距離移動も楽です。

1960年代から国内ナンバーワンの新婚旅行先として、全国にその名を轟かしてきました。近年では、シーガイヤなどのスポーツ観光施設が整備され、プロ野球のキャンプやサーフィンの国際大会、トライアスロン大会などが開催されるなどスポーツのメッカとして人気を博しています。

鎌倉時代から伝わる伝統の郷土料理「冷や汁」や、B級グルメの「肉巻きおにぎり」、地元特産の地鶏の味を活かした「チキン南蛮」などが宮崎県を代表するグルメです。鶏牛豚などの食肉生産量は全国で3番目に多く、新鮮で美味しいお肉を手頃なお値段で食べられるのも魅力です。