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ニンジンコラム  離乳食中期メニュー

離乳食中期の時期のためのニンジンレシピ。おいしく食べるつくりかたを勉強してみましょう。

離乳中期の、ニンジンを使ったメニュー

「ニンジンとりんごのカッテージチーズあえ」

ニンジンレシピ

材料

・ニンジン          15g

・りんご           5g

・水             小1

・カッテージチーズ      10g

提供先:母子栄養協会

◆作り方

①ニンジンは2㎝の輪切りにし柔らかくゆでてから、2㎜角のみじん切りにする

②リンゴは皮をむき2㎜角のみじん切りにし耐熱容器にいれ、水を加えラップをふんわりとかけて20秒加熱する

③ ①と②を合わせ、裏ごししたカッテージチーズを混ぜ合わせる

ニンジンを離乳食に使うときのポイント

鮮やかなオレンジ色と、自然の甘さが特徴のニンジンは、離乳食の初期から使える野菜のひとつ。

ゆでて離乳にあわせペースト状やみじん切りにして使いますが、ゆでる時にすでに小さく切ってしまうと、美味しさやうま味でてしまうので、2㎝ほどの輪切りで茹でてから細かく切ります。

ニンジンやキャベツ、レンコンなどの野菜は固くて食べにくいのが原因で、嫌がる場合もあります

大人の感覚や好みで茹でると、赤ちゃんにとっては少し固すぎる場合があるので、特に初期から中期にかけては、豆腐くらいの柔らかさで潰せるくらいに。後期はバナナくらいの固さが目安で、食べやすい食感にするのがポイントです。

しっかり茹でて甘みも増したニンジンだと、赤ちゃんの食べやすさがアップしますよ。

ニンジンの旬は・・いつでしょう?

和洋中問わずに様々な調理に使われるニンジン。

お店に行けば一年中あるので、旬が最もわからない野菜の一つと言われています。

季節によって産地が変わるので通年出まわりますが、実は春夏と冬の2回の旬があります。

夏にタネをまき、紅葉の季節頃から収穫する「秋冬ニンジン」は秋から冬にかけてが美味しくなる季節。ポトフやおでん、鍋など身体を温めるメニューにすればより一層甘みを味わう事ができます。

そして、4月から夏にかけては「春夏ニンジン」

年の初めの季節に出で来るので「新ニンジン」とも言われます。

冬を超え春に収穫されるので、やわらかく甘みもあって、みずみずしいのが特徴なので、離乳食にもとても使いやすいニンジンです。

春になると、関東は特に徳島県産の新ニンジンが店頭に多く並びますが、4月12日は「徳島県にんじんの日」

よい・にんじん(412)と徳島産にんじんが旬の時期なのが由来だそうです。

赤ちゃんには生のニンジンは使いませんが、大人向けにはサラダやスティクなど新ニンジンのみずみずしさを味わうメニューがおススメです。

蒸れると傷みやすいニンジン

ニンジンは2~3本の袋入りで販売されていることが多いので、一度に使い切れない時は保存する必要があります。

買ってきてそのままにしていたら、軸の部分から芽が伸びていた・・なんて経験はありませんか?

ビニールの袋に入れたままで蒸れてしまうと傷みやすく、風に当てるとしなびやすいので、表面の水気をふき取りラップで包み、立てた状態で冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。

ニンジンのパワーで免疫力を高める

ニンジンに豊富に含まれているβカロテンは、色鮮やかな緑黄色野菜に含まれるカロテイドの一つ。強力な抗酸化力を持つ栄養素です。

皮膚や、目、のど、鼻などの粘膜系を正常に保つ働きがあるので、細菌やウイルスといった外から入ってくる細菌に対して身体を守ろうとする自己免疫力が高まる事が期待されています。

免疫力が低い赤ちゃんから幼少時は特に外部との接触や空気の乾燥などがきっかけとなり、風邪をひきやすく、鼻水や咳、中耳炎など身体の粘膜系でのトラブルを起こしがちですよね。
特に季節の変わり目などは体調の変化が出やすい時期なので、抗酸化力のあるニンジンを積極的にメニューに加え、食べて身体を守るメニューを!そして免疫力のサポート
をしていきましょう!!

 母子栄養協会

母子栄養協会では、離乳食・幼児食など様々な料理に関わるアドバイザーを要請しています。上記のようなレシピなどを自身で作成してみたい、料理の見地をさらに深めたい方は下記のURLから母子栄養協会の養成講座を確認してみましょう。

母子栄養協会アドバイザー養成講座

http://ur2.link/Dc8D

この記事を書いた人

香月りさ

母子栄養協会離乳食アドバイザー
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