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背筋を伸ばすことで驚きの効果が!保育業界で話題の“立腰教育”って?

腰骨を立てて、背筋を伸ばす“立腰(りつよう)”。
今、幼児教育や保育理論の分野で注目を集めています。日本の教育者である森信三氏が提唱し、教育法として確立したものですが、いったいどのような効果が期待できるのでしょうか。

保育現場の教育法として、今注目を集めている“立腰教育(りつようきょういく)”。メディアでも取り上げられたことがあるので、耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
姿勢を正すだけでさまざまな効果が得られると話題の“立腰”とはいったいどんな方法なのか、保育士・幼稚園教諭専門の求人サービス「保育ぷらす+」が解説します。

“立腰(りつよう)”とは?

立腰教育

“立腰”とは、文字の通り、“腰骨を立て、背筋を伸ばすこと”

姿勢を正すことで、立ち居振る舞いを美しく見せるだけでなく、集中力や持続力をも身につけるなど、さまざまな効果が得られるというのが立腰教育の考え方です。

立腰教育を提唱した教育者・哲学者の森信三は、立腰の方法について

  1. 腰骨を立て
  2. アゴを引き
  3. つねに下腹の力を抜かぬこと

と述べています。

簡単な動作ではありますが、キープするのは意外と難しい立腰姿勢。
ですが、正しい姿勢を保つことの大切さに注目が集まる現在、全国の保育園や幼稚園等で実践されています。

立腰”の効果はたくさん!

背筋を伸ばして正しい姿勢を身に付ける効果には、いったいどのようなものがあるのでしょうか?

姿勢を正す効能としては「立ち居振る舞いが落ち着く」「気持ちがスッとする」ということが頭に浮かぶ方も多いと思いますが、実はそれだけではありません。

“立腰” による効果には

  • やる気が起こる
  • 持続力がつく
  • 集中力がつく
  • 行動が俊敏になる
  • 内臓の働きが良くなり、健康的になる
  • 精神や身体のバランス感覚が鋭くなる
  • 身のこなしや振る舞いが美しくなる

などが挙げられます。

姿勢が良くなることで、骨盤の歪みが治るため、内臓の働きが良くなる効果が期待できるほか、血流の改善効果が期待できるといわれている“立腰”。

子どもの頃から正しい姿勢を身に付けることで集中力が増し、運動や勉強でも高い効果を得ることができるため、子どもの成長に欠かせない教育方法の一種として注目されています。

また、“立腰を実践したことで、気持ちのコントロールができて集中することができるようになった”という声もあるそうです。ぜひ保育現場でも実践してみたいですね。

必要なものは背もたれのある椅子だけ!立腰のやり方は?

身体面での効果はもちろん、精神面・美容面においてさまざまな効果があるとされ、幼児教育においても注目されている“立腰”。

やり方はとっても簡単で

  1. 椅子に腰かけ両足を閉じて床につけます。
  2. お尻を背もたれの方に突き出します。
  3. 腰骨を前に出します。
  4. 下腹部に力を入れ、あごを引いて肩の力を抜きます。

という4つのステップとなっています。

簡単にまとめると「胸を張ってお尻を引く」ということ。子どもでも楽にできそうですよね。頭の上から糸で引っ張られているイメージで座るとよさそうです。

心と体は表裏一体で、 “心を立てようと思ったら、まず身を起こす”という“心身相即”の考えに基づき、身を起こすことによって心を起こす“立腰”。実践することにより、身体的な効果はもちろん精神面での効果を実感することができるとされています。

気軽にトライできる立腰教育。まずは親子でチャレンジしてみよう

今回は保育士・幼稚園教諭専門の求人サービス「保育ぷらす+」より、立腰教育についてご紹介いたしました。
正しい姿勢を維持するのは、はじめのうちはきついと感じるかもしれません。ですが、さまざまなものを吸収して、自分のものに変えていくことができる柔軟な幼児期に“正しい姿勢”を身につけることで、一生の宝物として大人になってからもその効果を実感することができます。

子どもたちの自主性を育て、それぞれの能力を最大限に発揮することができる“立腰”。
特別な道具や教材を用意する必要がないので、気軽に取り組めるのが魅力です。まずは親子で実践してみてはいかがでしょうか?

また、保育士や幼稚園教諭の方々は、日々の保育や運動遊びの時間に立腰教育を導入してみてもよいかもしれません。

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