静岡県は、子どもの定員が60名～140名など小規模施設の園から大規模の園まで数多くあり、それぞれ特色はあるのですが、のびのび元気に遊ぶことをモットーにしている園やサッカーが盛んな地域柄なこともあり、サッカー教室を取り入れている園、リトミック、英語、体操などを積極的におこなう園などもあります。

雇用形態は、パートや契約社員、正社員、パートから正社員があり、パートの場合は、時給900円前後、月給の場合は、新卒で15万～18万円と、園や経験により違いますが、賞与は4か月以上の園も多くあり福利厚生が充実している園も多く見受けられます。

中には、今年度開園する園や、残業がない園、小規模で丁寧な保育ができる園、ブランクがあっても大丈夫な園など、あらゆる条件での募集をおこなっています。交通機関に、マイカー勤務もできる園もあります。

また、県内は、1、2歳児の待機児童も多く、27年度には保育所15か所、認定こども園19か所の増設も計画され、子育てを応援する“ふじのくに”として、企業や行政、団体等が子育て支援にも取り組んでいることから、保育園以外の募集もあります。

富士山や駿河湾をのぞみ、地域のさまざまな場所に茶畑やみかん畑など緑と静岡県は、自然豊かな地域です。県の旗は、青いカラーに富士山を中央に配置したデザインとなっているほど、海に面した場所が多いです。

県の配置は、東日本と西日本のおおよそ真ん中に位置していますが、文化的・歴史的な経緯や人口・面積の比率・経済などを勘案して、分類は、東日本とされることが多いです。関東地方と近畿地方とつなげる道路や幹線も昔から整備されてきており、平成26年現在、県内の人口は、370万人で、全国の都道府県別では、10位の件となっています。県の面積は、7780?あり、広大な地域の遊び場や気候も温暖なことから、子どもを育てる環境としてはベストな環境ともいえます。静岡県は、中部地方、東海地方ですが、県内は東部、中部、西部と県内を流れる大井川と富士川で3分割されることもありますが、23市5郡12町があります。

また、富士山のほかにも、伊豆の国市にある反射炉跡である韮山反射炉（にらやまはんしゃろ）は、日本で唯一現存する実用反射炉として、国の史跡に指定されていましたが、2015年には、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界遺産に正式登録されました。1876年に県の合併によって、現在の県となりましたが、それまでは、伊豆国、駿河国、遠江国の3国でした。

また、県内では、プラモデル会社や工場が静岡市に集中しており、全国の売上のシェア90％以上となっています。また、富士市では、製紙産業が長く盛んで、浜松市・磐田市の周辺では楽器の製造やオートバイ、自動車の製造、光電子の技術産業が盛んです。

県の隣接する都道府県としては、神奈川県、山梨県、長野県、愛知県があります。県の木は、キンモクセイ、県の花は、ツツジ、県の鳥は、サンコウチョウです。

南海トラフ地震に備えた訓練が、歴史的にも長期間されてきており、義務教育の公立学校では避難訓練も徹底されています。