岐阜県の幼稚園の教育方針としては、一人一人に生きる力の基礎を育む指導をすることが重視され、どの幼稚園もこれを実現させようと努力しています。指導は、幼児に対し適切な指導をすることを目標とし、そのための指導計画や評価、反省を行い、常に改善を目指しています。
交通は、各駅、バス停から徒歩10分以内で行ける場所と、車で10分以上掛かる場所まで様々で、ほとんどの幼稚園がマイカー通勤可能です。
雇用形態は、パート、正社員が中心です。パートの場合、週5日から6日の労働で、時給の平均は1050円前後です。正社員の場合、8：00から17：00までの週5日の勤務で、月給平均は17万円前後です。また春、夏、冬には長期休暇があるのも特徴です。

岐阜県は日本のほぼ中央、中部地方に位置する県です。人口は約203万人で、日本の総人口の1.6％を占め、日本で第17位です。面積は1万621平方キロメートルで、その広さは全国で第7位。また、近隣を7つの県に囲まれた数少ない内陸県でもあります。
岐阜の地形の特徴として、北部の飛騨地域は、御嶽山や奥穂高岳などの3000メートルを超える山々が連なっています。逆に南部の美濃地域では木曽川や長良川などが流れており、特に長良川中流域は日本の名水百選にも選ばれているほど美しい場所です。
岐阜では製造業が盛んで、全産業のうち、製造業の就業者数が占める割合は25％と高く、全国でも6位に位置します。農産物としては、南西部では稲作、北部ではトマト、大根、ほうれんそう等が多く栽培されています。水産業では鮎漁、ニジマス、あまごの養殖が中心です。
観光スポットとして有名な場所は多数あり、「白川郷」は、合掌造りの集落とその独特の景観が評価され、1995年には世界遺産に認定されました。「岐阜城」は江戸時代に斎藤道三が居城にしていた場所で、織田信長がこの城を攻略したことでも知られています。他にも「下呂温泉」が有名で、日本三名泉を求め、岐阜県民のみならず日本各地から大勢の観光客が訪れます。
年間の行事も豊富で、2月には1930年からの歴史がある駅伝「名岐駅伝」、4月には岐阜市で行われる「岐阜祭り」、7月には約3万発もの花火が打ち上げられる、全国でも屈指の規模を誇る「全国選抜長良川中日花火大会」、10月には織田信長の偉業を偲ぶ「ぎふ信長祭り」、5月から10月にかけては1300年の歴史がある、鵜を使って鮎を捕まえる「長良川鵜飼」が行われます。