山口県の認定こども園の求人の特徴は、正社員とパートの比率が大体半々になっているということです。給与は正社員で16万～18万、パートの時給は800円～1000円という感じで、各こども園によって、非常に差が大きいです。保育士の免許があれば経験などは不問のところが多いです。基本的には週休2日制で祝日もお休みのところがほとんどです。しかし、園によっては、毎週ではありませんが、土曜日の出勤を求められるところもあるので、チェックが必要です。通勤については、基本的には全てのこども園がマイカー通勤を認めており、無料駐車場を完備しています。また全額ではありませんが、交通費の補助があるところが多いのです。ただし金額の差が大きいので重要なチェックポイントの一つになります。

山口県は中国地方の西端に位置する県です。人口は140万人ほどです。県庁所在地は山口市ですが、下関市、宇部市、周防市、岩国市など、経済規模では山口市を上回る規模の市が点在しています。県の最西端に位置する下関市は関門海峡を隔てて、隣り合う北九州市など九州地方との繋がりも強いです。山口県はその昔、長州藩と呼ばれ、幕末から明治にかけ、多くの偉人を輩出した県でもあります。また近代から現代にかけても、伊藤博文から始まり、岸信介、佐藤栄作など多くの総理大臣を輩出しています。そして現在の総理大臣の安倍晋三氏の政治基盤でもあります。山口県は位置的に、内海である瀬戸内海と、外海である日本海に面しています。鉄道は瀬戸内海沿いを走る山陽本線と、日本海側を走る山陰本線がメインとなります。また、山陽新幹線の停車駅が新岩国、徳山、新山口、厚狭、新下関と他の地方の県ではありえないくらい多いのも特徴の一つです。またこれらの駅は、山陽本線の停車駅でもあるので、移動の点については非常に便利です。このように、東西の移動は鉄道が発達していますが、南北の移動については車やバスが中心となります。高速道路は、関門大橋を渡って九州地方へと続く中国自動車道と、近畿の主要都市の神戸へと続く山陽自動車道がメインとなります。また、一般道は地方ではありますが、道幅が広い道路が非常に多いので、車での移動はとても楽です。観光地は非常に多いです。大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台にもなった萩市には、幕末の志士や明治維新を通して日本の近代化に尽力した偉人達にゆかりのある名所が沢山あります。また、県の中央部には、日本第4位の鍾乳洞である秋芳洞を中心とした、カルスト台地で有名な秋吉台国定公園が広がっています。まさに、自然と歴史に直接触れ合えるのが県であるといえます。