北海道の幼稚園数は、公立・私立・国立合わせて459（平成28年度）校あります。しかし、年々校数は減少しているのが現状です。
14ヶ所に配置された各振興局エリア内には幼稚園がありますが、札幌の人口増と地方都市の人口減に合わせるように、地方が廃校となる町があります。人気がある幼稚園は、人口の多い札幌や旭川・函館に集まっていますが、地方は町ぐるみの子育てになるため親密感が違ってきます。
給料面では年収310万円（月給20万）で全国レベルよりは少し下がりますが、平成25年度から上昇してきています。平均年齢が31.7歳、勤続年数7.1年ですが、正社員となりボーナスが大きいのが魅力です。しかし、パートの時給は1,000円、補助で850円ですから経験のある女性の職場としても提供されています。何よりも、労働時間は全国よりも月に6時間少ないのは働く主婦には有り難いことです。

青森県は、日本の本州の最北端に位置する県です。県庁所在地は青森市で、人口は約140万人となっています。日本の北に位置するため、夏は涼しく冬は寒さが厳しくなっています。青森県は、周りを日本海と太平洋に囲まれ、森林の面積が多く、県内には豊かな自然が広がっています。青森は、ねぶた祭りやりんごの産地として全国によく知られています。また、弘前市にある弘前城や神秘的な十和田湖などの観光地がある県としても有名です。また、青森市や弘前市などの都市部を離れると、すぐに田舎の情緒あふれる人々の素朴な暮らしを垣間見ることができます。県内で毎年開催されるイベントや祭りは多彩で、夏の風物詩であるねぶた祭や、桜が咲く季節に行われる弘前城祭りには、日本各地から多くの人々が青森を訪れます。また、十和田湖とそのすぐそばにある奥入瀬渓流、岩木山や八甲田山など、青森には美しい景色や自然を楽しむためのスポットも充実しています。交通面では、近年の八戸までの新幹線の開通により、東北各地や東京などの首都圏などからのアクセスが便利になりました。また、空の交通については、青森空港や隣の秋田県にある秋田空港や大館能代空港などからアクセスすることができます。また、県内には各都市を結ぶ東北自動車道が南北に走っています。青森県の産業や文化の中心地は、青森市や弘前市です。特に、弘前市は古くは城下町として栄えた都市で、現在では各種施設や企業が集まっています。最近では、県内で働く女性が増えてきているため、幼稚園や保育所などの育児のための施設の充実が図られてきています。そのため、青森では、以前に比べて子供の保育のための施設の数が増えています。