東日本大震災に伴う原発事故の影響で一時期は若い世代を中心に県外避難が増えました。人口流失・呼び戻しの打開策として18歳以下子どもの医療費無料が開始、功を奏して流入微増および出生率・子ども人口は上向き傾向です。

共働き世代に連動して福島県内保育園のニーズは増えています。幼保連帯型も増加傾向、母体となる学校法人が複数園経営も少なくなく幼稚園教諭もしくは保育士資格どちらかあれば勤務可能の応募条件が多く見られます。

保育園勤務では経験不問・パート募集も多く、準社員でも正当な評価で昇給アップを掲げているところも少なくありません。都市部の駅周辺を除けばマイカー勤務（無料駐車場完備）が叶います。

屋内でも豊かな遊びに取り組むべく各公益法人からのアドバイスを実践する園、保護者の健康不安に対して真摯に対応・工夫を凝らす園など働き甲斐のある保育園が福島県には揃います。

全国各地から福島県へは東北新幹線・東北自動車道を中心に、各種鉄道・自動車道・空港などを利用すれば多彩なルートがありアクセスは容易です。都内へは郡山市からであれば新幹線で約1時間20分と通勤・通学圏内です。

県は東日本大震災以前より人口減少傾向にありました。震災以降は働き盛りの男性層転入に伴う人口増が見られますが流失人口の回復には至りません。しかし、インフラ整備に比例して職場・学校の充実度は増し、出生率も上昇しています。

車が生活の一部ゆえ福島市・郡山市など主要都市部を中心に朝夕の交通ラッシュが顕著ですが都市部周辺バイパスや迂回ルートは発達しており、使いこなせれば便利なことこの上ありません。

県は縦に3地方分割され、気候や慣習などにそれぞれの特徴がありますが四季の美しさ・人情味溢れた気質は共通しています。太平洋に面した浜通りは北東部一帯が原発に関係するため一部規制がありますが、県内でも復興に一段と意欲的かつ並々ならぬエネルギーを感じるエリアです。重要無形文化財である「相馬野馬追」は迫力漲るもので伝統と誇り高き芸術の賜物です。B級グルメで名を馳せた「なみえ焼きそば」は継承した味を携えて震災後も全国各地へPR活動中です。「アクアマリンふくしま」有するいわき市は黒潮・親潮の潮目ポイント、その稀有な特徴を生かした水族館は震災を乗り越えてますますパワーアップしました。

県の中枢部「中通り」は首都圏都市部並みの便利さが自慢ですが奥羽山脈・阿武隈山地の雄大な景観、飯坂温泉・岳温泉などあちこちに点在する温泉地は地元民のみならず観光客にも愛され続けています。

新潟県に接する県西部「会津」は県内でも四季が最もはっきりしたエリア、特に冬の寒さは厳しいものです。これを逆手に冬レジャーは充実しており猪苗代湖周辺・南会津エリアの大小スキー場は家族からカップルに至るまでそのニーズに各々応えています。しかしながら春の訪れはここでは格別なもの、水流から木々に至るまで五感に染み渡ります。会津鉄道にて首都圏から気軽にアクセスできる「大内宿」は古き日本を体感できるところとあって外国人観光客の安定した人気を誇ります。