鹿児島県の認可外保育園は、病院法人から企業組合、NPO法人など様々です。また、児童数も10人から60人と幅が広いのが特徴になっています。

賃金では、本土と離島、鹿児島市と地方都市でも若干違いあります。

雇用形態については、正社員は時期的なものが多く、通年通して募集が多いのはパート・アルバイトになります。時給800円代が多く、鹿児島市内になると100円から200円アップします。正社員の月給は 17万円が平均的なラインで、5000円の前後があります。年齢的は、20代から60代までと幅が広く働くチャンスが大いにあります。

離島における時給は、本土と比べると30円から50円落ちる地域や法人があります。離島は、家庭的な保育をしたいといった、保育の仕事に目的を求めると迷わないで選択ができると思います。

鹿児島県は九州本土南端の薩摩・大隅半島と、種子島や奄美大島を含む離島605個に分かれています。桜島は鹿児島のシンボルで活火山でもあり、そのため温泉の泉源数は大分県に次いで二番、県内の入浴施設はほとんどが温泉です。

県の人口は162万人、県庁所在地は鹿児島市にあり、7つの地域振興局で行政を担い、19市8郡20町4村の自治体になっています。19ある市の中で、10万人以上の市は鹿児島市を含めると4市あります。

鉄道は平成16年に鹿児島中央駅まで新幹線が開通し、現在は九州を縦断、東京を経由して北海道まで行くことができます。本土南端の薩摩半島は枕崎市まで鉄道は開通しており、指宿温泉や特攻隊の知覧などが観光路線として人気があります。もう片方の大隅半島ｍｐ鉄道は廃線となりましたが、鹿児島空港から定期バスが出ており、鹿児島市からはフェリーで垂水町ので車で行くことができます。垂水から南端の佐多岬まで1時間30分のドライブコースです。また、戦争中の海軍の神風特攻隊基地であった鹿屋町まで高速道路が繋がり、大変便利です。

鹿児島観光といえば桜島になりますが、最も美しく見られる場所が「仙巌園」でスケールの大きさと迫力があります。1658年に島津家の別邸として造られた庭園で、国の名勝に指定されています。19代の島津光久が建てたもので、桜島と錦江湾を築山と池に見立てて作られたと言われています。また、鹿児島市内の丘から桜島を見る絶好の場所「城山」があります。西南戦争の最後の戦場となった小高い丘で、登り口に西郷隆盛の銅像が建っており、西郷の終焉地になっています。

錦江湾を帆船型遊覧船で回りながら、桜島を眺め歴史を海上から楽しむこともできます。