保育お役立ちコンテンツ

脳科学を理解して、飽きない運動遊びを子供たちに提供!

運動保育士
幼児期の運動は、体に多くの刺激を与え脳を活発にします。それをより理解し、心身の発達に特化した保育があるんです。

保育における運動遊びのプロフェッショナル「運動保育士」とは?

あなたは「運動保育士」という認定資格を聞いたことがありますか?運動保育士は、保育における運動遊びのプロフェッショナルで、昔ほど公園や遊べる場所が少なくなった現代の子供たちに対して、適切な運動の機会を提供し心と身体の発達を促します。

今回は、時代のニーズに合わせて関心が高まっている「運動保育士」のなり方や子供たちに与える影響などをご紹介します。

取得する保育士さん急増中!?運動保育士の仕事とは?

運動保育士は民間資格で、子どもたちの年齢や発達段階に合わせて楽しく運動の機会を提供します。保育士さんや幼稚園の先生では、体力に自信がなかったり、子どもたちに逆上がりや跳び箱、早く走る方法など、身体の使い方を適切に教えてあげられないことが多いため、保育に関わる人がこの資格を取得して、保育の幅を広げています。

脳科学を専門とした大学教授が考案したプログラム

運動保育士は、柳沢秋孝教授が考案した「柳沢運動プログラム」に基づいた運動遊びを提供するプロフェッショナルなのですが、その柳沢教授がすごいんです。

専門は幼児運動学で、35年前から継続的に研究を行い、今まで15000名以上の幼児期の子ども達に柳沢運動プログラムを直接指導してきました。

そこで集めたデータをもとに、15年前からは 大脳活動、特に前頭葉の研究に着手し「運動が子どもの精神的発育に大きな影響を及ぼす」との仮説から保育現場における運動保育援助の効果を調査且つ研究しています。

長野県教委の子どもの体力向上支援委員長も努め、 県下全小学校の体育授業で使用する運動プログラムを提供しています。

つまり、日本で数少ない「子どもの脳と運動に特化した研究者」なのです。

幼児期の「運動は脳を発達させ、怪我をしにくい、手先の器用な子ども」を作る

運動保育士

 

運動や身体を使った遊びは、体力や運動機能の発達・向上を促すだけでなく、集中力、判断力や、空間認識力を磨きます。体の使い方、手や足の動かし方、力の入れ方を知ることで、つま先やかかとに重心をかける体重移動の方法、それによりどうすれば怪我をしにくくなるかを本能的に学びます。また、運動が脳に及ぼす影響として、少し意外なこと手先も器用になることが証明されています。

同時に、集団で取り組む運動、例えば綱引きやリレーなどでは協調性や、運動が得意な子と苦手な子がそれぞれの気持ちを理解したり、お友達に体の動かし方を教えることで、コミュニケーション能力や感情コントロール力を高めます。

運動を通して社会性、自主性も身につくので、同じ運動ばかりをするのではなく、たくさんのレパートリーを増やして運動することは心身の発達だけでなく、脳にも非常に良い影響があり、子どもたちの人生に大きく影響するのです。

文科省も子供たちの運動機会の減少を懸念している!

文部科学省の幼児期運動指針によると、生活環境がどんどん豊かになっている現代社会において、子どもたちが自然と体を動かす機会が減っていると発表されています。

このような運動の機会の不足は、体力のない子どもたちが増えるだけではなく、粘り強く物事に取り組む姿勢、気持ちを安定させたり達成感を感じる機会、お友達と一緒に運動する楽しさの減少に繋がり、その結果ゲーム機器やスマートフォンでひとりで遊ぶ子供が増え、人と話したり自分の気持ちをうまく伝えられない子が増えているのです。

運動はストレスに強い脳をつくるという研究結果もあるため、いかに継続的に運動するのが大切かがわかりますね。

運動保育士には「運動遊び実践」と「子育て脳機能」の2つのコースがある!

運動保育士は、民間の認定資格で、コースは「運動遊び実践」と「子育て脳機能」の2種に分かれており、それぞれ「初級」「中級」「上級」の3レベルに分かれています。

運動保育士会では、脳科学に基づいて子供たちの学力・体力・運動能力の向上を謳っています。取得までの日数や費用、必要とされる条件はレベルによって異なりますので、最新情報は運動保育士会のホームページでチェックしましょう。

≪運動保育士会のホームページ≫

https://www.kodomo-plus.jp/資格の取得/

★運動遊び実践コース

あらゆる場面で発達年齢に合った遊びを提供することができるプロフェッショナルを育てるコースです。マンネリ化することなく、運動遊びの年間計画を立てることができます。子供の姿を具体的に褒めることができ、すべての子供を運動好きにすることができるでしょう。

  初級 中級 上級
取得までの日数 半日 2日間 4日間
費用 17000円 38500円 68500円
受験資格 「運動と発育発達と脳機能」の終了証が必要 運動遊び実践コースの初級および子育て脳機能コースの初級を取得していることが必要 運動遊び実践コースの中級および子育て脳機能コースの中級を取得していることが必要
学べること 怪我をしない、安全な指導力が身に付きます。すべての子供が運動好きになり

楽しく体を動かし始めるでしょう。

運動遊びの技術だけではなく、理論についても学ぶため、信頼性の高いレクチャーができるようになります。0~2歳の未就学園児に対する親子運動についても学ぶことができます。 発達障害の子を含めたすべての子供に専門的に運動遊びを実施できるようになります。

保育園や幼稚園の先生にもアドバイスができるようになり、短大や専門学校の教員として活躍する際にも役に立ちます


★子育て脳機能コース

子供の育ちに必要な教育的要素の背景にある大切なポイントについて学びます。記憶力を高める、数の認知、語彙数、集中力を身につけるためにどのような取り組みを行うことが効果的かを学びます。

  初級 中級 上級
取得までの日数 半日 2日間 2日間
費用 17000円 28500円 28500円
受験資格 どなたでもすぐに受講可能 子育て脳機能コースの初級を取得していること。運動遊び実施コースの初級を取得していなくても可能。 子育て脳機能コースの中級を取得していること。運動遊び実施コースの中級を取得していなくても可能。
学べること 脳の基本的な特徴について学びます。早寝早起き、食育、運動が脳にどのように影響するのかを理解することで、子どもの育ちに関する理解を深めます。 脳の機能を高めるための取り組みについて学びます。脳の機能を高めるための運動条件(時間、強度、内容など)や、集中力アップ・学力アップのために効果的な環境づくりについて理解することができます。 発達障害の子供の特徴を脳科学の視点から学ぶことができます。その他、脳の専門家として学校の先生などにアドバイスをするために必要なすべての知識を習得します。

 まとめ

今回は運動保育士についてお届けしましたが、いかがでしたか?

便利になって社会が整備されていき、働くママも多くなった現代では、子どもだけを自由に公園で走り回らせたりするのは難しくなってきています。交通事故や不審者など、遊ばせる環境に対しての不安もありますよね。

そのため、保育園や幼稚園などで子供たちは積極的に体を動かす機会を持つことが重要になります。保育園が狭かったり、先生たちに十分な知識がないと同じような運動ばかりを提供してしまい、子どもたちの可能性を伸ばしきれていないのでは、という気持ちを持つママや園長先生、その他の保育に関わる人たちが、運動保育士の資格を通して新しい発見をしています。

あなたもぜひこれを機に運動保育士の資格取得を検討してみてはいかがですか?

登録はこちら
登録はこちら
会員登録(無料)