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保育士の面接は身だしなみで決まる!服装や髪形が重要な理由って?

読了の目安:約8分
保育士の面接の身だしなみ
近年、保育士不足が問題となり、各地で採用活動が活発になっています。
そこで今回は、保育士への転職を考え始めている方に向け、採用試験の面接での大切なポイントや注意点をまとめました。

保育士の面接では、質問に対する受け答えに加え、服装や髪形などの視覚情報や、話し方や声のトーンなどの聴覚情報が重要になってきます。面接では第一印象で、いかに相手に良い印象を与えられるかがポイントなのです。
どのような点に気を付けると有利になるか、基本的な服装やマナーや、私服で良いと言われた場合の対応まで、面接対策を詳しく解説していますので、最後までお読みください。

今回のポイント

保育士の面接で重要なのは、清潔感のある服装や髪形

私服でいいと言われても、カジュアルすぎる服は避ける

正しい振る舞い方やマナーも大切な身だしなみのひとつ!

第一印象は”7秒”で決まる!身だしなみが面接において重要なワケ

面接では、見た目の身だしなみが重要であることは言うまでもありません。では、どのような点に気を付けると相手にいい印象を与えることができるのでしょうか?

心理学では、相手に与える印象は、言語情報よりも視覚情報や聴覚情報の影響の方が大きいとされています。
中でも「メラビアンの法則」として知られる実験結果によれば、見た目や表情が55%、声質やトーン、声の大きさが38%となっており、相手に与える印象の約90%が言語以外の情報で決まると言われています。

ただし、メラビアンの法則は、相手の真意が分からないときに、何で判断するかを調べたものです。
一番大事なのはもちろん話の内容ですが、相手に信頼されるためには、見た目から気を付ける必要があるのです。

そして、人の第一印象は“会って7秒”で決まると言われています。しかし7秒はとても短く、相手に会って挨拶とお辞儀をしたら、そこで終わってしまいます。好印象を得るためには、相手の目を見ながらはっきりと挨拶をして、深く丁寧なお辞儀をすることを心がけましょう。

ここで大事になるのが服装です。服装は表情のように変わることがないため、この大切な7秒間の間、相手にずっと同じ印象を与え続けます。服装が乱れていたらルーズな印象を与え、整った格好をしていればしっかりしているという印象を与えることはできるのです。

保育士の面接の事前準備。身だしなみは服装から

面接で重要なのは清潔感

保育士の面接で注意すべきは、清潔感があるかどうかです。

保育士は、朝の登園時や夕方のお迎え時に、毎日保護者と会って子どもの状態などの話をします。
そのとき、保護者に安心感を与えるために清潔感は大切なものと言えます。子どもの相手をするのに爪が伸びていては危険ですし、化粧が派手すぎれば違和感を与えてしまいますよね。

また、清潔感には、髪形も大きな要素を占めます。髪で顔を隠すことがないよう、長い場合はきっちりとまとめてください。

前髪が眉より長い場合は髪留めを使い、髪が肩よりも長い場合も、そのままにしないで結びます。さらにフケが肩に落ちていることなどがないよう、ミラーでよく確認しておきましょう。

これなら大丈夫!面接のときの服装チェックリスト

保育士の面接準備

面接にどのような格好をしていけばいいのか、迷ってしまう方も多いでしょう。気が付かないうちにマナー違反になってしまうことがないように、正しい服装をチェックしましょう。

服装(男性)

保育士におすすめの面接向けの格好は、基本的な定番の黒いスーツ、シンプルな白いシャツです。ネクタイは派手な柄を避け、ブルーやエンジ色など、シンプルなタイプで爽やかさを意識しましょう。

服装(女性)

女性の場合、スーツはパンツでもスカートでも構いません。スカートの場合は、丈を膝丈ぐらいにして、座ったときに裾が上がりすぎないよう気を付けます。

座ったときにスカートの裾が膝上から10cm以内になっているかもチェックします。ブラウスは白やパステルカラーなどのシンプルなものを選び、胸元が開きすぎているものは避けましょう。

保育士は子どもとその保護者と接する仕事です。あまり派手な髪形や髪の色は、好ましいとは言えません。
黒髪がベストですが、自然な感じの落ち着いた色の茶髪なら大丈夫でしょう。明るすぎる茶髪はやめましょう。

また、髪が長すぎると保育時に邪魔になる場合がありますので、結べる程度である、肩くらいの長さまでが適当です。髪を結ぶゴムは、華美なものは選ばずシンプルにします。ヘアピンは子どもの安全上、禁止している園もあるため、使用には注意が必要です。

メイク

メイクも、相手からの印象を大きく変える大切なポイントです。面接時にはナチュラルメイクを心がけましょう。ファンデーションは自分の肌に合う色を選びます。アイラインを引く場合は細めにして、目元が強くなりすぎないようにします。

アイシャドウは自然で落ち着きのある茶色を使用すると、印象が良くなります。なお、リップにツヤ感が出るグロスを使用すると、カジュアルになりすぎるので、やめた方が無難です。当日は面接会場に早めに到着するようにし、化粧室で化粧崩れをしていないか確認してください。

靴は、ヒールが高すぎない3~5cmヒールで黒のパンプスを選ぶといいでしょう。靴下ではなく、肌色のストッキングを着用するのがマナーです。また、ストッキングは伝線しやすいため、予備は必ず持ち歩くようにしましょう。

男性の場合は、フォーマルなシーンに似合う、黒のストレートチップが良いでしょう。カジュアルな靴は避けて、きちんとした格好を心がけましょう。保育園では、面接時に靴を脱いで建物内に入ることも考えられます。人に見られてもいいように、靴をきれいに磨いておくなど、手入れにも気を付けましょう。

園児の保育時に爪が長いと、動き回る子どもを引っ掻いてしまうなど危険があります。そのため面接時に爪が伸びていると、あまり良い評価をもらえません。
また、派手なネイルも印象が良くはありません。ネイルをする場合は透明なマニキュアにして、爪は短く切りそろえておきましょう。

面接に携行するのは、黒いビジネス用のバッグにしましょう。たとえ黒い色でも、ツヤのあるエナメル素材やブランド品のバッグは避けます。
革製もしくは合皮のシンプルなもので、A4サイズが入る大きさのバッグを選びましょう。中身が見えないよう、ファスナー付きのものがおすすめです。

コート

面接に着ていくコートは、派手にならないものを選びます。スーツに合わせるには、シンプルなトレンチコートがおすすめです。
面接で施設に入るときは、コートを脱いで、汚れが付いている表側を内側になるようにして折り、腕にかけておきましょう。

「面接は私服でOK」と言われた場合はどうすればいいの?

保育士面接の服装

「面接には私服でお越しください」と言われても、普段着ているジーンズなどのカジュアルな服では、やはりマナー違反となるでしょう。基本的には、面接に適したスーツで向かうのが無難です。

どうしても気になるときは、担当者に服装について確認したいと伝え、どのような服装がいいのか、直接聞いてみてもいいでしょう。
仮に私服で行くとしても、過度にカジュアルな服装ではなく、保育士として好感が持てるような服装がおすすめです。爽やかで清潔感がある服を選んでください。

実技や園見学など理由がある場合

保育士の面接では、実技試験が行われる場合もあります。実技試験によって、どんな服装がいいのかは変わってきます。試験の内容と、具体的にどのような服装がいいのか、担当者に事前に確認しましょう。

いくら実技ができるようにと言っても、ジャージなどのカジュアルな服装は面接向きではありません。適度な伸縮性と清潔感がある、襟付きのシャツにパンツがいいでしょう。
あまり動く必要のないピアノや読み聞かせなどの場合は、動きやすいパンツスーツで行くのがおすすめです。

書類を事前に持参する際の身だしなみは?

注意が必要なのは、面接だけではありません。一部の園では、面接の前段階で履歴書や保育士証の提出を求められます。
実際の面接ではありませんが、職員や採用担当者と顔を合わせることになるので、やはり服装には注意が必要となります。
面接同様、黒いスーツか、きれい目の黒や濃紺のジャケットを合わせた洋服がいいでしょう。

ただし、保育園の中には、子どもに威圧感を与えないように、スーツを禁止している園もあるので、事前に確認をしておきましょう。

正しい振る舞いやマナーも重要な身だしなみ

服装以外にも、正しい振る舞い方をしているかどうか、社会人としてのマナーができているかも重要です。
ここでは、面接での正しい振る舞い方やマナーを説明します。

目線を話す相手に向ける

挨拶をするときは、相手にまっすぐ目線を向けるのが基本です。面接室に入ったら、まず採用担当者をまっすぐに見ましょう。周囲を観察しようと、つい室内をキョロキョロと見渡すことはやめましょう。挙動不審ですし、相手に対しても失礼にあたります。

入室から退室までの態度

面接室に入室するときから退室するときまで、気を抜かないように気を付けましょう。入退室時のマナーは、一番見られているところです。扉を3回ノックし、「どうぞ」という応答があったら、「失礼いたします」と言ってドアを開けます。部屋に入ったら半分だけドアの方を向いてドアを静かに閉め、面接官の方に向き直って、一礼します。

席の横に立ったら、「〇〇と申します。よろしくお願いいたします」と挨拶をします。「お座りください」と言われるまでは、立ったままで待ちましょう。着席を勧められたら、「失礼いたします」と言って座ります。

面接時に緊張するのは当然ですが、できるだけ子ども達に向けるような明るい笑顔で、受け答えをしましょう。面接対策として、事前に予想される質問に対する答えを用意しておくと、慌てずに堂々と答えられます。

面接終了後には椅子の横に立ち、「お忙しい中、面接のお時間をとって頂きましてありがとうございました」というお礼の言葉とともに、深く一礼をしましょう。

面接時の立ち振る舞いのポイントは?

面接時には、礼儀正しい対応ができるか、姿勢が悪くないか、きちんと礼ができているかなど、社会人として基本的な態度ができているかを見られます。椅子に座ったときは、背もたれは使わず、背筋を伸ばして姿勢良く座ります。

中には、椅子に座ったときに足を組む、椅子の足に足をかけるなどの癖がある人がいます。面接ではそうした癖が出ないように気を付けましょう。女性は足を揃え、男性は膝の間を握りこぶし2つ分ほど開けて座ります。

書類を出す必要があるときは、書類の正面を相手側に向け、両手で渡します。このとき、机に肘を突かないように気を付けましょう。入室時の挨拶の仕方にも、注意が必要です。お辞儀をするのは挨拶の後です。まず相手に向かって「失礼いたします」とはっきり挨拶してから、丁寧にお辞儀をします。

面接のときには、緊張から自然と早口になりやすいものです。早口にならないよう、落ち着いて、ゆっくり、はっきり、受け答えするよう気を付けましょう。また、相手が話をしているときはじっと相手の顔を見て、重要なところではうなずき、会話の節目に軽く「はい」と言うなど、適度に相槌をうちましょう。

面接が終了しても気を抜かないように注意

面接が終わった後、すっかり気がゆるんでしまう人もいます。
しかし、終わった後も気を抜いてはいけません。面接が終了しても、施設の中や周囲で色々な人に見られています。
部屋から出た後も、施設ですれ違った人には元気に挨拶をすることを忘れないでくださいね。

おわりに
保育士は、子どもや保護者、他の保育士など、大勢の人と関わっていく仕事です。子どもはもちろん、誰に対しても正しいマナーで対応できる人材が求められます。
面接時に、清潔感があり好ましい服装ができる人や、話し方、振る舞いなどに気を使える人は、面接採用担当者からの評価も上がることでしょう。面接のときに覚えておきたい注意点はたくさんありますが、どれも社会人として普段の仕事の中で役に立つことばかりです。面接のポイントをおさえて、採用試験の合格を目指しましょう!
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