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保育士資格が欲しい! 通信教育で取得できる?

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最近、良くも悪くも注目が集まっている保育士資格。保育士資格とはいったいどんな資格なのか、試験の内容や受験資格について解説していきます。

人材不足が叫ばれる保育業界。

保育士資格は女性を中心に人気の高い資格ではありますが、保育士といえば「賃金が低く、労働時間が長いハードな職業」という印象がつきものでした。
子どもが好きという気持ちだけではなかなか続けられず、やむなく離職を選んでしまう人も少なくないのが現状です。
ですが近年、国をあげて賃金や休暇といった待遇面の改善を行う動きも見られるように。
今後は、働きやすい環境が整っていく見込みがあるため、すでに社会に出ている人からも「保育士資格を取得したい」という声が高まっています。
そこで注目が集まっているのが、保育士資格を得られる通信教育。

通信教育であれば通学をしなくても保育士試験を受験できるため、働きながら資格取得を目指す人や、妊娠中や産後の時間を活用して資格取得を目指す人も増えてきています。
では、通信教育で保育士資格を取得するにはどうすればいいのでしょうか。
第一回目となる今回は、保育士資格とはいったいどんな資格なのか、試験の内容や受験資格について解説していきます。

保育士資格ってどんな資格?

保育士資格を取得したいと考えてはいるものの、「いったいどこから手を付けていいかわからない…」という人もいるかと思います。まずは、保育士資格がどんな資格なのかを学んでいきましょう。

保育士は児童福祉法で定められた「国家資格」

保育士資格は、平成11年(1999年)4月に改正、平成15年(2003年)11月に施行された「児童福祉法」によって定められた国家資格。

幼稚園教諭と混同されがちですが、幼稚園教諭の管轄は文部科学省、保育士の管轄は厚生労働省とまったく別の資格です。
保育士の資格のみでは幼稚園で働くことはできませんが、保育園と幼稚園の両面の機能を備えた「認定こども園」であれば、保育士資格保有者であっても一部の職務に就くことができるため、就職先の候補にあがるかもしれません。

※認定こども園の場合、0~2歳児の保育もしくは長時間利用時の保育に携わるには、保育士資格を保有していることが条件となるため、保育士資格を保有していれば勤めることが可能です。

働き方は多種多様。出産後の再就職も叶いやすく狙い目に

保育士不足が叫ばれる保育業界。
保育士資格を持つ人の求人は尽きることがなく、保育士は、比較的再就職が容易な資格職といえるでしょう。

また、「労働条件が悪いのでは…」と思われがちですが、アルバイト・パートタイム採用や、派遣スタッフという選択も取りやすいため「早朝の限られた時間だけ働きたい」「夕方だけ働きたい」など、短い時間だけ働きたいという希望が叶いやすいのも特徴です。
ワークスタイルを確立しやすいので、仕事と育児の両立など、ワークライフバランスを考慮しながら就業したい人に向いている職業です。

活躍の場は保育園だけじゃない

保育士の活躍の場となるのは、公立・私立保育園だけではありません。

現在増えつつある「認定こども園」や、児童館などの「児童厚生施設」の職員として勤めることも可能です。
また近年では、民間企業の社内保育所や、病院の院内保育所の求人も増えてきました。

そのほか、ベビーシッターや乳幼児向けの学習塾、デパートやスポーツクラブの一時預かり施設など、保育士資格保有者の活躍のフィールドは多岐にわたっています。
施設数も多いため、家から近い職場を探しやすいのも魅力的といえるでしょう。

保育士資格を取得するには?

保育士資格を取得するには、厚生労働大臣の指定する保育士を養成する学校(養成施設)を卒業するか、保育士試験に合格しなければなりません。では、保育士試験とは、いったいどんな内容になっているのでしょうか。解説します。

8科目の筆記試験と実技試験のすべてに合格すること

保育士試験では、「保育原理」「教育原理および社会的養護」「児童家庭福祉」「社会福祉」「保育の心理学」「子どもの保健」「子どもの食と栄養」「保育実習理論」の8科目の筆記試験と、すべての筆記試験に合格したあとに受験できる実技試験に合格しなくては取得することができません。

実技試験の内容は?

実技試験は、「音楽表現に関する技術」「造形表現に関する技術」「言語表現に関する技術」の3科目。

音楽表現ではピアノ、ギター、アコーディオンのいずれかで演奏しながら課題曲を歌唱。
造形表現では、鉛筆と色鉛筆を使った絵画を制作。

言語表現では、子どもたちの前に立っていることを想定しながら制限時間内で童話を話し聞かせます。

いずれも専門性の高いものではないため、それぞれの難易度はさほど高くはありません。
ですが、保育士として子どもたちの前に立ち、堂々と表現する能力が求められるため、きちんと練習をして本番にのぞむ必要があります。
とはいえ、実技試験を受けるには、まずすべての筆記試験に合格しなければならないため、最初の壁は筆記試験となります。

合格率は10~20%ほど。簡単に合格できる資格ではない

一次試験である筆記試験は、すべての科目の全問題が5択のマークシート形式で行われます。
いずれの科目でも6割以上の正答率が合格ラインで、全科目で合格しなければ実技試験に進むことができません。

気になる保育士試験の合格率は1~2割程度。

けっして容易に取得できる資格ではありませんから、きちんと細部まで学ぶことが大切です。

保育士試験を受けるには?

保育士試験を受験するには、学歴など一定の条件を満たす必要があります。いったいどのような条件なのでしょうか。解説します。

保育士試験の受験資格は?(最終学歴が大学・短期大学の方)

保育士試験を受験するには、一定の受験資格を得ていることが条件となります。
学校教育法に基づいた大学・短期大学を卒業している場合、保育士とは関係のない学部・学科であっても保育士試験を受験することができます。

また、大学を中退している場合であっても、2年以上在学し、62単位以上修得済みであれば、保育士試験の受験資格があります。

大学・短期大学に在学中であれば受験資格がありますが、大学であれば2年未満に退学もしくは62単位未満の修得であった場合、短大であれば2年度中に卒業できなかった場合は合格とならないので注意が必要です。

保育士試験の受験資格は?(最終学歴が専門学校の方)

卒業した学校が、学校教育法に基づいた専修学校で、卒業した課程が修業年限2年以上の専門課程であれば、保育士に関係のない学科であっても保育士試験の受験資格があります。

専門課程であることが条件ですので、入学資格に制限のない一般課程を卒業した場合は、受験資格に該当しないので注意が必要です。

保育士試験の受験資格は?(最終学歴が高等学校卒の方)

最終学歴が高等学校卒業の方の場合、卒業年月日が平成3年3月31日以前の場合であれば、保育士試験の受験資格があります。

それ以降に卒業した場合は、卒業後、児童福祉施設において2年以上かつ2880時間以上児童の保護に従事した経験があれば、受験資格を得ることができます。

また、最終学歴が中学卒業であった場合は、卒業後、児童福祉施設において、5年以上かつ7200時間以上児童の保護に従事していれば受験資格を得ることができます。

通信教育を受ける前に受験資格の確認を

上記のとおり、保育士試験を受験するには最終学歴によって条件に違いがあります。

通信教育で資格取得を目指すなら、まずは自分に受験資格があるかどうか確認するところからスタートしましょう。

 

 

 

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