兵庫県の説明

厚生労働省が発表した平成25年度の賃金構造基本統計調査では兵庫県で働いている保育士の平均年収は346.0万円です。これは全国ランキングの第6位に当たり、近畿2府4県では全国1位の京都と5位の大阪の次で3番目となります。
そして兵庫県内に限って見ると、全職種の平均年収は474.1万円です。同県内の保育士平均年収はこれを下回ってはいますが相対水準73.0%となり、相対水準全国平均の66.1%を上回っています。近畿2府4県では京都の次の2番目です。
以上の統計では兵庫県の保育士の平均年収と県内平均年収に対する相対水準は、首都圏の都県全てを上回っているという結果が出ています。
厚生労働省が発表した平成25年度の職業安定業務統計を見ると、兵庫県における保育士求人倍率は1.36倍です。この結果から判るのは、保育士という職種を希望する一人に対して1.36件の求人があるということです。この統計における全国平均は1.76倍で、兵庫県では求人数が全国平均を下回ってはいるものの、人手が足りていない現場が多いという点では同じであると言えるでしょう。
兵庫県内において保育士という職を希望する人数は平成24年から25年にかけて増減はほとんどありませんが、求人数においては増加傾向にあります。

平成23年度の調査では、兵庫県内の保育士は6,491人です。近畿2府4県内で見ると、1位の大阪の次で2番目に保育士が多い県です。兵庫県内で各市別に人数を見てみると神戸市が最も多く、3,820人と県全体数の6割程度にまで上ります。
そして県内の保育士の中で常勤者は4,916人、パートを含めた非常勤者は1,484人であり、全体人数の75%程度が常勤保育士として勤務していることが判ります。
次に保育士の人数を勤務先施設が公営か私営かで分けてみましょう。兵庫県全体の6,491人のうちで公営勤務は2,577人、私営勤務は3,914人となり、私営の保育所に勤務する人が全体の60%にあたります。神戸市内勤務の3,820人で同じように調べてみても、その割合は変わりませんでした。
平成25年4月1日付けで兵庫県にある保育所の数は902施設です。そのうち公営が349施設、私営が553施設となっています。
また兵庫県内における待機児童数は平成23年度まで増加傾向にありましたが、その後は少し減少しました。平成25年の待機児童数調査では802人となり、前年と比べて125人減少となりました。
兵庫県では待機児童対策として、平成18年から認定子ども園制度が導入されました。認定こども園は両親の就労状況を問わず、未就学児を受け入れる施設です。平成27年4月1日付けで230の施設が子ども園の認定を受けています。