富山県にある保育園の求人の特徴として、通勤にはマイカーOKの園が殆どだということがあります。駐車場も保育士の人数分の台数が駐車できることが多く、都心では考えにくいですが無料のところもあります。そのため交通費はガソリン単価で支払われるなど、車社会ならではの特色があります。また、雇用形態としては正社員の求人も多く、ある程度の期間しっかりと腰を据えて仕事をしようという人に向いています。比較的、若い保育士の人も多く、和気あいあいと楽しく働ける職場が多いです。待遇面では月給は地方の保育園と大きく差はありませんが、保育園によっては年3回支払われるなどところもあり、しっかり働くとそれだけ経済的にも優遇されることが期待できます。

富山県は人口が約100万人で全国第37位で宮崎県や秋田県とほぼ同水準です。人口の水準に対して富山県の面積は約4,200キロ平方メートルと全国第33位、同じく人口密度は251キロ平方メートルで第25位といった位置づけです。この全国水準からも分かる通り、比較的広い土地に適度な人口が分布しており、ゆったりとした環境であることが特徴です。また通学に関しては中心部では通学に電車、路面電車、バスを利用する人がいますが、少し中心部から離れると自転車を利用する人が増え、少し遠くへ通学しなければならない家庭では親が仕事へ行くついでに車で送っているケースもあります。通勤に関しては、一部の人は電車を利用しますが、多くの人は自家用車での通勤が主流です。一家に一台ではなく、成人すると一人一台自家用車を持つのが普通なため、特に東京・大阪などの都心部と比較すると大きな違いがあります。また、持ち家率も全国屈指の高さを誇り、その多くは一戸建ての家屋を好む傾向にあります。また、地区ごとの催事も盛んに行われ、地域によっては祭り事として獅子舞や神輿など古くからの習慣が残されています。全国的にも知られているものとして、となみチューリップフェア、高岡御車山祭、越中八尾おわら風の盆などが挙げられます。

観光地としては3,015mと標高の高い立山や映画の舞台にもなった黒部ダム、宇奈月温泉をはじめ、夏には富山湾での海水浴、冬には数多くあるスキー場に県外からの旅行客で賑わいます。山も海もあり、自然豊かな地域だからこそ一年を通して色々な楽しみ方があり、北陸新幹線が開通したことで関東からのアクセスも良くなり、益々多くの人が訪れることが予想されています。