◇新しい保育のパイオニアとなってきた革新性
◆待機児童問題への対策「おうち保育園」
深刻な「保育園不足」「待機児童」の問題を解決したい、という思いのもと、都市部の空き物件を利用した小規模保育園「おうち保育園」は2010年にスタートしました。これが注目を集め、政府の2012年の「小規模認可保育所」制度化につながりました。子ども12人に対しスタッフ4人、一人一人に手厚い密接な保育を実施しています。
◆「TVドラマ化」もされた病児保育
子どもが熱を出すのはよくあることなのに保育園に「熱のある子は預かれない」といわれる……。そんな子育て家庭の「仕事との両立」を困難にしていた問題を解決していくフローレンスの病児保育は、10年間無事故という安全性も確立しTVドラマのモデルにもなりました。当日朝8時までの依頼で保育スタッフの100%派遣を約束する訪問型病児保育に「助かる」「必要不可欠」といった保護者の声が寄せられています。
◆社会が子どもを育てることを「あたりまえ」に
子育てを取り巻く社会問題を解決する事業として、これまで挙げた「小規模保育」「病児保育」さらに「障害児保育」「地域コミュニティによる孤独な子育て防止」のほかにも多くの取り組みがあります。親子、家族の笑顔があふれ、みんなで子どもたちを育てる社会の実現に向かって挑戦を続けています。
◇さまざまな「保育のプロ」として自分を磨ける環境
◆仕事は多様な保育から希望・適性で選択
新卒採用の保育スタッフは、小規模保育室「おうち保育園」と「病児保育」の短期実習、さらに「おうち保育園」での長期実習を経て、希望や適性により、その後の勤務先が決まります。「病児保育」「障害児保育」などの専門的な保育でプロフェッショナルになる道もあり、やりがいがあります。
◆充実した研修で知識や技術、意識の向上を
「男性保育士研修」「コンプライアンス研修」「救命講習」などの各種研修を実施し知識や技術の向上をはかります。「おうち保育園」スタッフには危機管理、保護者との関わり方等、さらに「病児保育」スタッフには症状急変時の対応等の研修を週3回ペースで、「障害児保育」スタッフには2か月間の専門研修等、質の高い保育のためのプログラムが充実しています。
◆仲間との関係を良好に、多様性を認める
スタッフ同士のコミュニケーションを大切にしているのでランチや飲み会で親睦をはかる際に法人から補助があります。また、履歴書の性別欄を「男・女・その他」としたりLGBT等、性的マイノリティについて研修をしたり、人としての多様性を重視したスタッフへの対応を行っています。有給取得率も高く、女性の産休育休そして男性の育休取得率は100%です。働きやすい職場であり、住宅手当、引っ越し代補助等により就職しやすい職場でもあります。