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保育環境のエキスパート「こども環境管理士」

自然や公園が減り、子どもたちの遊ぶ環境は昔と異なっています。そんな中で、現代の自然のしくみや環境問題に関する正しい知識を身に付け、今の時代にふさわしい生活のあり方を教える保育環境のエキスパート「こども環境管理士」に注目が集まっています。

「こども環境管理士」は、公益財団法人日本生態系協会による認定資格です。

自然や物を大切にし、思いやりの心を育てるためには、まずは保育に関わる大人が自然や環境問題に対しての正しい知識を身につけることが必要です。

「こども環境管理士」の目的

公益財団法人日本生態系協会が、豊富な自然体験を乳幼児に与えることのできる人材を評価することを目的に「こども環境管理士」は設置されました。

保育と環境に関心のある人に向いている資格で、保育士や幼稚園教諭の資格を持っている方だけでなく、お子様をお持ちの主婦の方や学生も多く受験しています。

ドイツやオーストラリアなど、「こども環境管理士」は海外でのニーズも高い

「こども環境管理士」は、子どもたちにとって感性を磨き、自然を通して思いやりの心を育てる、非常に大切な環境づくりを実践できる保育者であることを証明する、日本で数少ない貴重な資格と言えます。

ドイツやオーストラリアなど、保育先進国として有名なこれらの国では、自然とふれあえる園は、入園が順番待ちになるほど大人気で、保育士たちは子供たちが自然と触れ合う機会を提供する適切な知識を身につけています。

「こども環境管理士」の仕事内容

自然が減り、特に都会では子供たちが土や直物に触れる機会は昔と比べてかなり少なくなりました。

そんな中で、伝統を守りながら持続可能な街づくりに貢献し、子どもたちが目を輝かせて遊んでみたくなる環境を作ることが「こども環境管理士」の仕事です。

子どもたちが自然と触れ合える環境を身近に確保し、自然を相手にした遊びを企画する中で、子どもたちの五感をたくさん刺激し、豊かな感性を磨いてあげましょう。

山や川、海などで遠足を企画したり、子供たちと一緒に植物を育て、植物を使って作品を作ったり、花や虫の名前をたくさん覚えることも、子どもたちの感性を磨く素晴らしいコミュニケーションの手段になるでしょう。

「こども環境管理士」の受験資格

こども環境管理士

 

「こども環境管理士」は、1級と2級に分かれており、2級は誰でも受験することができます。1級は実務経験などの要件がありますので、詳細は公益財団法人日本生態系協会のホームページで確認しましょう。

▼公益財団法人日本生態系協会のホームページ

http://ecosys.or.jp

試験内容・受験料・合格率など

2級 1級
試験内容 【筆記試験】合計2時間

・択一問題

・小論文(400字)

【筆記試験】

・小論文(800字)

【口述試験】約15分

対象:筆記試験の合格者

受験料 8,000円 13,000円
合格率 約60% 約70%
試験会場 全国6箇所(北海道・仙台・東京・愛知・大阪・福岡)

そのほかキャンパス受験・サテライト試験あり

「こども環境管理士」はキャリアアップに繋がる資格

自然や公園が少ない現代だからこそ、「こども環境管理士」は重宝される資格です。

室内遊びだけでは子供たちの体も心も満たされません。

自然の中でお友達と一緒に自分をうまくコントロールし、怪我や事故を回避するスキルを主体的に身につけることで、子どもたちは心身ともに成長できます。

こども環境管理士は、子どもたちにとって大切な環境づくりを実践できる保育者であることを証明でき、園や学校に「こども環境管理士」がいることで保護者からの信頼を得られます。

また、専門分野を持って働けることで自信とやりがいに繋がり、子どもたちが知りたいことを教えられるので人気の先生になることができるでしょう。

まとめ

今回は「こども環境管理士」についてお話ししましたがいかがでしたか?

時代の変化に合わせて必要とされる保育資格も変わっていることが伺えます。

「こども環境管理士」の出願の時期は例年8月~10月です。興味のある方は急いで準備しましょう!

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