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知ってて損はない!ニーズの高まっている「医療保育専門士」とは?

医療保育専門士
院内保育などの求人が人気ですが、そこで働くためにメリットになる資格があるのを知っていますか。今回はその資格を確認していきましょう。

みなさんは「医療保育専門士」という職種を聞いたことがありますか?「保育士」と一概に言っても、その職場は保育園とは限りません。今回は今後、需要が増えることが予想されている医療施設で、子どもの保育を行なう「医療保育専門士」について解説します!

■そもそも「医療保育」って何?

医療保育とは、医療を必要とする子供とその家族を対象に、子供を医療の主体と捉え、専門的な保育を通じて、本人と家族の「クオリティ・オブ・ライフ」つまり、日常生活の質の向上を目指すことを目的としています。保育士が医療と密接に係わる領域としては、病院・診療所、病後、障害児施設などがります。日本医療保育学会は、これらの目的を達成するために、保育士に対する専門的な研修制度 を確立し、一定の水準に達した場合、「医療保育専門士」として 認定することを定めています。

■ニーズ急上昇中の新しい資格、「医療保育専門士」とは?

「医療保育専門士」は日本医療保育学会の認定資格です。5年前に資格認定制度が発足されてから、年々ニーズが高まって受験者も増えています。日本医療保育学会では、医療保育を「医療を要する子どもとその家族を対象として、子どもを医療の主体として捉え、専門的な保育支援を通じて、本人と家族の「クオリティ・オブ・ライフ(生活の質」の向上を目指すことを目的とする」と定義しています。

■医療保育専門士ってどんな仕事を病棟でしているの?

 

医療専門保育士

 

「医療保育専門士」は、医療保育士や病棟保育士が取る資格です。取得方法や仕事内容など、具体的にどのように違うのか見ていきましょう。

 ≪医療保育士や病棟保育士との違いは?≫

医療保育士や病棟保育士は、厚生労働省の定める国家資格で、保育園や児童福祉施設で保育士として働くために必要となる資格です。国家試験に合格する他、厚生労働大臣が定める「指定保育士養成施設」を卒業することで取得することができます。

一方で、「医療保育専門士」は、保育業務に従事する者の中でも、医療保育について高い専門知識を有し、病棟保育などにあたるための資格です。医療保育士として実務経験を1年以上積んだ後、日本医療保育学会に所属し、講習と論文審査を通過することで取得できる資格です。

≪医療保育専門士の仕事内容≫

「医療保育専門士」は、子供たちの病状に応じてプログラムを考えたり、カルテから情報を得ます。そのため、基本的な医療や看護の知識も必要となります。直接の医療行為には関わらないものの、医療保育士や病棟保育士よりも実務経験が必要で知識も専門的になるので、「医療保育専門士」は医療保育士や病棟保育士として就職した後、ステップアップのために取得する資格と考えてよいでしょう。

■医療施設は子供たちの生活の場!

医療施設では、たくさんの方が治療や訓練を目的に入院あるいは入所しています。そのため、そこで多くの時間を過ごすことを考えれば、そこは子どもにとっては生活の場となります。家庭から離されて寂しく生活している子供たちの状況を考えれば、医療施設といった場の特性を理解し、専門的な知識と技術を持つ保育士による保育の必要性は非常に高いといえるでしょう。

■「医療保育専門士」の役割とは?

医療保育に関する専門性をもつ保育士「医療保育専門士」の役割は、一人ひとりがその子らしさを発揮しながら安定した生活を送ることを目指すことです。生活の変化や多くの不安を抱える家族に対する保育・心理的支援は欠かせません。専門性に基づく子どもと家族に対する支援が日常的に行なえるための方法と技術が必要となります。

■「医療保育専門士」になるための応募資格や研修内容とは?

1、応募資格

「医療保育専門士」の応募資格は、まずは「日本の保育士資格」持っていることです。そのほかに、病院や診療所、障がい児入所施設などでの1年以上勤務していること、日本医療保育学会会員であることが条件となります。

2、資格認定研修

研修は、医療保育や対象となる子どもと家族の理解を深める学習と、医療保育独自の基礎的な学習と専門的な内容で構成されています。研修は5日にわたり、合計で28時間の講座を受けます。研修の構成は「子どもの発達理解と支援」や「家族の理解と支援」、「医療保育の実践」など、多岐にわたり、合計9通のレポートを提出します。口頭試問もあるのでしっかり準備をすることが重要です!

詳しくは日本医療保育学会のホームページを確認して最新情報をチェックしましょう!

≪参考URL≫

日本医療保育学会

http://www.iryouhoiku.jp/

■まとめ

「保育士=保育園で働く」と考えていた方も多いかもしれませんが、昨今は様々な資格が増え、保育関連の資格を取得することで活躍の場がどんどん広がっているのを日々感じられますね。子供からお年寄りまで、老若男女が集まる医療施設は生活する上で欠かせない場所です。健康で過ごすに越したことはありませんが、やむを得ず入院を余儀なくされる子供たちがたくさんいるのも事実です。そんな子供たちやその家族の日常生活の質の向上を目指す「医療保育専門士」が今後はますますニーズが高まっていくことでしょう!

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