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スティーブ・ジョブズやGoogle社員も実践する「マインドフルネス」とは?

マインドフルネス
心を静かに保つと物がよく見え、何事も上手くできますよね。今回は、それを利用したマインドフルネスをご紹介します。

マインドフルネスという言葉を聞いたことがありますか?マインドフルネスは、瞑想に似ており、自分の身体や気持ちの状態に気づく力を育むトレーニングです。海外ではすでにその効果についてたくさんの実証的研究報告があり、ストレス対処法の1つとして医療・教育・ビジネスの現場で実践されています。

特にアメリカでは、Googleやインテルをはじめとした、多くの大手企業に能力向上のトレーニングとして導入されていることは有名な話です。集中力、記憶力、免疫力を高め、保育の現場でも今後注目されてるであろう、マインドフルネスについて今回はご紹介します。

マインドフルネスとは?瞑想と何が違う?

マインドフルネスは「心のエクササイズ」とも言われており、自分の身体や気持ちの状態に気づく力を育むトレーニングです。慣れればいつでもどこでも実践できるのが魅力です。基本的には5分でも1時間でも、行う時間は自分で決めます。長くやるからいいというわけではなく、集中して行うことが大切です。

マインドフルネスも瞑想も、共通するのは、落ち着いた環境を作りだし、自分のことに集中するという点です。瞑想は「目を閉じて静かに考え、目の前の世界を離れてひたすら思いにふけること」などと定義されたりもしますが、そこには反省や後悔の気持ちをもってで挑む人もいるでしょう。

一方でマインドフルネスは「今この瞬間」の自分の感情や体験に意識を向けて、現実を「良い」「悪い」などと判断せずに、あるがままに感じていることを受け入れること、と言われています。
自分を高めたい、新しい自分と出会いたい、集中力を高めて仕事で力を発揮したいなど、能力開発の視点で見ると、瞑想よりもマインドフルネスの方が欧米らしい傾向が感じられますね。

マインドフルネスのメリット

マインドフルネスには数えられないほどのメリットがあると言われています。

例えば、
・日々のストレスを減らすことができる
・記憶力、集中力、免疫力が高まる
・ポジティブに物事をとらえられる
・自分のことを知ることができる
・人間関係で悩まなくなる
・仕事などで自分の能力を最大限発揮することができるようになる

などです。静かに自分の心と身体と向き合うことで、気持ちが落ち着き、感情的になって人間関係をこじらせてしまったり、意識が散ってしまうことを防ぎます、そして、穏やかな心で人や仕事と向き合うことができるようになるのです。

保育の現場ではどう活かされるの?

 

マインドフルネス

 

マインドフルネスは、保育の現場で働く保育士さんはもちろん、ママや子どもにもいい影響がたくさんあります。例えば、子どもの相手をする前にひと呼吸置いてマインドフルネスを意識することで、子どもがわがままを言ったり泣いたりしても冷静に対処することができます。

朝日小学生新聞で特集された「マインドフルネス」

 

今年2月の朝日小学生新聞では、マインドフルネスの特集記事が掲載されました。「瞑想しなさい」と子どもに言っても難しく感じるかもしれませんが、「ゆっくり深呼吸してみなさい」といえば、子どもにだって簡単にできます。
また、子どもへの大きな影響としては、食事の好き嫌いが減ったり、想像力や思いやりの気持ちを育むこともできるとも言われています。
子どもの頃から自分の心と向き合い、なぜお友達にイライラしてしまうのか、わがままを言いたいのかなど、感情を抑えるためではなく自分の気持ちを深く知るためには、マインドフルネスは子供にとっても有効な手段なのです。

さぁ始めましょう!実践する際のポイント6つ

残念ながらマインドフルネスは、スイッチを押せばいきなり気持ちが切り替わって、急にたくさんの気づきを得られる、というものではありません。しかし、毎日取り組むことで、徐々に意識を変えていき、どんどん集中できるようになります。

実践する際のポイントとしては下記の6点です。

①スマートフォンやテレビを消して環境を整えましょう。リラックスできる服に着替えて、音楽があったほうがいい人はリラックスできる音楽を小さめの音量で流しましょう。
②背筋を伸ばしてあぐらをかくように座り、深呼吸を数回してリラックスします。
③今自分が何を感じているかを意識し、自分の心が自然に感じている感情と、欲や理性で感じている感情を区別します。
④幸せな気持ちも、悲しい気持ちも、湧いてくる気持ちはコントロールせずに、「あぁ、私はこんな風に感じているんだな」と認識し、それを良い悪いで判断しないようにしましょう。
⑤息をゆっくり鼻から吸って、ゆっくり口から吐きましょう。
⑥5~10分を目安にこれを繰り返しましょう。

まとめ

今回はマインドフルネスについてご紹介しましたが、いかがでしたか?マインドフルネスを行うときに姿勢を気にしすぎたり、気が散ってしまって今日は全然集中できなかったとしても、自分を責める必要はありません。日々コツコツと取り組むことで自分に合っていると感じれば習慣にするといいでしょう。興味の湧いた方はこれを機に1週間試してみるのもいいかもしれません。

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