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保育人材不足に新たな風「子育て支援員」とは?

子育て支援員
保育の人材が深刻に不足している現在、保育士資格を所有していない人でも、「子育て支援員」という資格さえ取得すれば、保育の現場で働くことができるようになりました。待機児童が増え続ける中での朗報とあって、注目されつつあります。
この資格、試験はありません。研修を受けるだけで良いのです。それでは、「子育て支援員」がどういった資格であるのか、詳しくみてみましょう。

「子育て支援員」とは?

現在の深刻な保育士不足から、保育の担い手を大量に養うために生まれた資格で、保育士とは異なります。

特に子育ての経験がある人たちに、保育の担い手になってほしいということから、国が設けた認定制度です。

平成29年度の東京都の募集対象者を見ますと、「都内に在住または在勤(保育など子育て支援関係)の方で、地域において保育や子育て支援などの仕事に関心を持ち、保育や子育て支援分野の各事業などの職務に従事することを希望する方。」とあります。

保育や子育ての仕事に関心がある方なら、広く門戸が開かれています。

仕事内容としては、小規模クラスの保育所で保育士の補助をします。また、小学生を放課後に預かる学童保育で指導員の補助をしたり、親が残業などで遅くなる時に、保育園へ子どものお迎えにいってもらうファミリーサポートの会員になることもあります。さらに、子育て家庭の相談にのって、必要な支援サービスを紹介するコンシェルジュのような役割を担ってもらうことも想定されています。

位置付けとしては、保育士の補助としての人材です。

 取得の上でのメリット

子育て支援員を取得する上でのメリットは何といっても、試験がないこと。また、資格取得には約20時間の研修を受けなければならないのですが、その費用はゼロ円ということ。無料です。費用がかからないということは、保育業界に興味がある方なら、気軽に足を踏み込めるのではないでしょうか。「保育業界って、大変そう・・・。離職率も高いようだし。私にできるかな・・・。」そんな方にも無試験・研修無料は大きなメリットではないでしょうか。軽い気持ちで、資格取得に向けてチャレンジしやすいです。

保育業界に興味があるけど、足踏みされている方には、敷居を低くしてくれるうってつけの資格ではないでしょうか。

 取得の流れ

約20時間の研修を受ける必要があります。(会場への交通費及び昼食代は自己負担です。)研修は8時間の基本研修を修了した後に、専門研修があります。専門研修は、地域保育コース、地域子育て支援コース、放課後児童コース、社会的養護コースの4コースから1コースを選択します。専門研修4コースは、研修時間がそれぞれ異なり、9時間~となっています。

各コースの詳細は以下です(※公益財団法人東京都福祉保健財団より)。

コース名 概要
地域保育コース 「子ども・子育て支援新制度」によって地域型保育として位置づけられた小規模保育、家庭的保育(保育ママ)、事業所内保育や一時預かりの保育従事者として勤務する方向けのコースです。
地域子育て支援

コース

地域子育て支援拠点(公共施設等の身近な場所で子育て中の親子の交流や育児相談、育児に関する情報提供を行う場)や、利用者支援事業(子育てひろばや子供家庭支援センター等で利用者支援を実施)で勤務する方向けのコースです。
放課後児童コース 学童クラブ(保護者が就労等により昼間家庭にいない児童に対し、放課後等に適切な遊びや生活の場を提供する場)に従事する放課後児童支援員の補助者として、勤務する方向けのコースです。
社会的養護コース 社会的養護(保護者のない児童や、保護者に監護させることが適当でない児童を、公的責任で社会的に養育・保護し、養育に大きな困難を抱える家庭への支援を行うこと)における補助的な支援者として、児童養護施設等で勤務する方向けのコースです。

資格情報

認定団体:公益財団法人東京都福祉保健財団(東京の場合)

費用:無料(会場への交通費及び昼食代は自己負担)

※コースによってはテキスト代や心肺蘇生法講習費用、

見学実習にあたり必要となる検査等の受診費用などがかかります

資格詳細:http://www.fukushizaidan.jp/111kosodateshien/

保育士との違い

 

比較表

給与・待遇

(保育施設で平日フルタイムで働いた場合)

 

仕事内容

 

保育士

 

年収323万円

 

主体的な保育業務

 

 

子育て支援員

 

年収200万円未満

保育士の補助(※小規模保育・家庭的保育・事業所内保育所では、保育士と同様の仕事内容が認められている)

 まとめ

「子育て支援員」という資格、興味を持たれたのではないでしょうか。

意欲がある方には、保育士、保育ママ、放課後児童支援員を目指しやすくする仕組みを検討中だということです。

子育て中の方や子育てを終えた方にとっては、自身の子育て経験を活かせるため、大変有益な資格だと思います。

ぜひ、一度検討されてみてはいかがでしょうか。

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