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ダイコンコラム  離乳食中期メニュー

大根
一般にスーパー等で販売されている青首大根は辛味が少なく、どんな調理法にもむく万能野菜です。今回は離乳食中期のダイコンレシピについてご紹介します。

ダイコンを離乳食に使うときのポイント

春大根、夏大根と1年中出回っている大根ですが、本来の旬は冬。

一般にスーパー等で販売されている青首大根は辛味が少なく、どんな調理法にもむく万能野菜です。

特に冬の大根は甘みと水分が多く赤ちゃんの食事に使いやすい野菜の一つですが、春や夏の大根は冬に比べるとピリッとした辛味を感じることもあるので、必ず味見をしてから食べさせましょう。

離乳食に取り入れたい1本で2つの栄養

大根には消化酵素のジアズターゼが含まれているので、消化を助け胃腸の働きをととのえる効果があります。

根の白い部分は淡色野菜。ビタミンCや消化酵素が含まれているのに対し、根の部分は緑黄色野菜で、ビタミンCにカルシウム、鉄分などが豊富です。
1本で緑黄色と淡色野菜の両方の栄養素を摂取できる優れもので、離乳食に取り入れたい栄養素がたくさんあります。

茎から葉を取って柔らかく茹ですりおろせば、離乳食が慣れてきた初期以降からも使うことができますので、葉付き大根を買った時には葉も捨てずに利用しましょう。

部位でダイコンを使い分ける

1本の大根も葉に近い上部と下部の根の部分とでは、固さや味わいが違ってきます。

どの部位が一番離乳食には向くでしょうか?

 

・上部は甘みが強く、歯ごたえがある(強い甘み、固い)

・真ん中はやわらかく甘みもあり、白い果肉が一番きれいな部位(甘み、やわらかい)

・下部は筋が多くて固く、辛味が強い部位(辛い、固い)

 

とそれぞれに味わいに特徴があります。

全体が甘くてみずみずしい大根だと、畑で育つ根の部分を害虫に食べらてしまうので、それを防ぐために辛味を下にもってきて成長しているそうです。

離乳食は赤ちゃんための食事ですので、火の通りも早くてペーストにしやすくほんのりとした甘みのある野菜が好まれますので、やわらかくクセのない真ん中の部位を使うようにしましょう。

大根の糖度実験

ちなみに、先日子供たちと一緒に大根を糖度計で測る実験をしてみました。

それぞれの部位をすりおろし、ガーゼで絞った汁を測ると、

上部   5度

真ん中  4度

下部   3度

の結果でした。(1月の青首大根での実験結果)

しぼり汁を舐めてみると、一番糖度の強い上部が子どもたちに人気でしたが、下部は辛味からくるピリッとした刺激が強く、同じ大根とは思えない味わいにびっくり!

おろし金でおろす時、下部は繊維も多くゴツゴツしているので時間も力も要りましたが、真ん中は水分量も多く滑らかにおろす事ができました。

昔から「大根おろしに医者いらず」と、身体に良い薬効があると言われる大根おろし。

おろす事によってそのまま食べるよりもデンプンの消化酵素などの働きが活発になるので、大人の場合は生で食べるのがおすすめなのですが、離乳・幼児食で使うときはおろした後にきちんと加熱してから与えましょう。

また大人が食べる大根おろしが辛すぎると感じる時は、酢やレモン汁を加えるか、または電子レンジで数秒加熱すると辛味が和らぎます。

離乳中期にふさわしい、ダイコンメニュー

「すりおろし大根と白身魚のぞうすい」

大根

◆材料

・大根(真ん中)       大さじ1(すりおろして)

・ほうれん草         葉先1枚

・白身魚           5g

・7倍がゆ          大さじ2

・だし汁           大さじ2

 

提供元:母子栄養協会

◆作り方

①大根はすりおろし、耐熱容器に入れてラップをしレンジで30秒加熱する

②ほうれん草と白身魚はやわらかく茹でて、それぞれみじん切りにする

③小鍋に、7倍がゆ、だし汁を入れ、①と②を加えて加熱する

※葉付きの大根があれば、葉をやわらかく茹でてみじん切りにし、ほうれん草の

代わりに使うことが出来ます。

大根の皮

大根は皮と実の間に有効な栄養成分が多く含まれますが、繊維がとても多く赤ちゃんに

は食べにくいので、皮を厚めにむいてから調理しましょう。

むいた皮は捨てずに。大人用にキンピラやサラダにすれば立派な1品になります。

母子栄養協会

母子栄養協会では、離乳食・幼児食など様々な料理に関わるアドバイザーを要請しています。上記のようなレシピなどを自身で作成してみたい、料理の見地をさらに深めたい方は下記のURLから母子栄養協会の養成講座を確認してみましょう。

母子栄養協会アドバイザー養成講座

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