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実はあなたも対象者!?厚生労働省が発表した、話題の「保育士特例制度」とは?

保育士 特例制度
保育士不足の解消として、幼稚園教諭から保育免許を取得させる制度が生まれました。その制度をよく理解し、上手く活用していきましょう。

2015年10月、厚生労働省では保育士確保のため、「保育を支える保育士の確保に向けた総合的取組」をとりまとめました。 平成29年度末には「保育士が約7.4万人不足する」と見込まれています。待機児童問題が深刻化している中、この制度は今後どのように日本の社会を変えていくのでしょうか?保育に関わる人が今知っておくべき「保育士特例制度」のメリットやデメリット、資格取得までの流れを紐解いて、あなたも対象者として何から始めればよいかチェックしてみましょう!

保育士特例制度とは?

保育士特例制度は、正式には「保育士資格取得特例制度」と呼ばれ、保育教諭として活躍できる人材を増やすために設置されました。特例制度は、現在幼稚園等に勤務している人だけではなく、現在就労していない人、幼稚園や保育関係の仕事をしていない人も活用することができます。

内容としては、保育士資格または幼稚園教諭免許状のどちらかを持っている人は、短期間で負担が少なくもう片方の資格・免許を取得できる制度です。ちなみに、幼稚園教諭免許状を持っていて、保育士の資格を取得したい人は厚生労働省の管轄になり、保育士資格を持っていて幼稚園教諭免許状を取得したい人は文部科学省の管轄になります。

特例制度による保育士試験受験期間は、平成26年度から、平成31年度末までのため、どちらの資格も持っていない人でも、今から保育士資格を取得しておけば期間内は幼稚園教諭免許が取得しやすくなります。

■なぜ厚生労働省は保育士特例制度を始めたのか?

≪保育士特例制度の目的とは?≫

厚生労働省が保育士特例制度を始めた理由は簡単に言うと、新しい取り組みを実現するために必要な措置だからです。保育士資格取得特例制度は、そもそも厚生労働省だけでなく国挙げての政策に等しい「子ども・子育て支援制度」の一環として採用された制度です。この「子ども・子育て支援制度」は予定通りに進めば、平成27年に本格スタートとなり、時間がありませんでした。そのプロジェクトの中の「認定こども園」はいわば、保育園と幼稚園のいいところをミックスさせようというものです。

≪認定こども園で働くには、両方の資格が必要!≫

「認定こども園」で働くには、保育士と幼稚園教諭の両方の資格が必要とされています。しかし、両方の資格を持っている人は少ないため、幅広く人材を求める必要性から施行後5年に限り、「認定こども園」で働ける条件はどちらか片方を所持していればよいことになりました。

 ■保育士特例制度のメリット・デメリット

≪メリット1:認定こども園で働ける≫

まず1つ目は、「認定こども園で働ける点」です。認定こども園で働くメリットは、幅広い年齢の子供と関われるので、幼稚園教諭として、保育士としての経験値を積むのに最適なことでしょう。将来に主任や園長を目指すような人なら、一度に多くの経験が出来るのでメリットは大きくなります。また、0歳から5歳までの子供を預かっており、保護者の就業状況に関わらず利用できるため、子供の成長を見守る側面でも楽しみが増えます。そして、私立であれば給料アップも望めるのは大きな魅力でしょう。

≪メリット2:今の生活を犠牲にすることなく資格取得が目指せる≫

大学・短大・専門学校にて保育士資格取得を目指す場合、ほぼ毎日の通学に加え数週間程度の施設実習も課されます。今の生活と両立することが困難で資格取得を断念する方も多いようです。しかし、学校のカリキュラムによっては、最低週1~2回、2時間程度の履修からスタート可能です。通信講座もあります。そのため、今の生活をしながら資格取得が目指せます。

≪メリット3:短期間で資格取得が可能≫

学校によりますが、受講方法によっては最短3ヶ月で資格取得された方もいるようです。通信講座でも最短6か月で取得できるところも多いため、ご自身の状況に応じて短期で資格取得が可能です。

≪メリット4:学費負担が少ない≫

通常、大学・短大・専門学校にて保育士資格取得を目指される場合、通学方法によっては2年間の在籍で総額200万円程度の学費が必要です。しかし、学校によっては7万円台から資格取得を目指せるため、非常に安価でチャレンジしやすくなっています。

≪デメリット1:もちろん資格取得にはお金がかかる!≫

資格取得にはもちろん費用がかかります。しかし、通常の資格取得の流れよりも短期且つ学費も安く抑えられるため、そのメリットを利用しない手はないでしょう。

≪デメリット2:認定こども園は比較的忙しい!≫

認定こども園では、イベントが多く子供の対応にも追われるので、体力的にも精神的にも負担は大きくなる可能性があります。しかし、イベントや行事が充実しているということなので、楽しい催しで子供達に思い出を残せます。大勢の子供に囲まれて、たくさんのイベントをこなしたい人にはおすすめとなります。

■特例制度が適用される対象者とは?

 

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基本的にこの特例制度が適用される対象者は、保育士資格または幼稚園教諭免許状を持っていて、厚生労働省が定める施設において「3年以上かつ4,320時間以上」の実務経験を有する人です。大学を卒業している、短期大学、専門学校を卒業しているなど、対象者の方の学歴やキャリアによっても異なるため、詳細は厚生労働省または文部科学省のホームページを確認しましょう。

 

▷幼稚園教諭免許状を持っている人は厚生労働省HPをチェック

≪幼稚園教諭免許状を有する者における保育士資格取得特例≫

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/hoiku/tokurei.html

 

▷保育士資格を持っている人は文部科学省HPをチェック

≪幼稚園教諭の普通免許状に係る所要資格の期限付き特例≫

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/1339596.htm

■厚生労働省の特例制度対象者が保育士資格を取得するまでの流れとは?

保育士資格取得の特例制度を利用するための流れは簡単にまとめると4つのステップがあります。

1、まず特例対象者になる

対象者にならなければもちろん何も始まりません。幼稚園教諭免許状をすでに持っている人は、厚生労働省が定める、幼稚園等における「実務経験」と保育士養成施設における「学び」の条件を満たしているかを確認しましょう!

2、証明書類を準備する

対象者の条件を満たしていれば、特例対象施設で実務証明がもらえます。また、市から発行される施設証明も必要になりますので、これらの書類を準備しましょう。

3、保育士養成施設で必要な単位を取得する

免除される科目もあるため確認し、学校で必要な単位を取得しましょう。そして専修証明を受け取ります。

4、保育士試験を受けて合格すれば保育士登録完了!

準備ができたら保育士試験を受けて、合格すれば見事保育士の登録が完了となります!

 

※3と4に関してはどちらか一方で取得できます。

■通信講座で資格が取得できる!おすすめのオンラインスクール3選!

比較的新しい制度ですが、実は通信講座も充実しています!時間がない方はぜひオンラインでも資格取得も検討してみてはいかがでしょうか?

≪日本福祉大学≫

講座・コース:幼稚園免許特例講座

選考方法:書類選考

最短期間:1年

学習方法:ネット授業+テスト

学費:入学金10,000円、授業料77,400円

その他:パソコン、スマホ、タブレットPCいつでもどこでも学習可能

≪東京未来大学≫

講座・コース:幼稚園免許特例科目等履修生

選考方法:書類選考

最短期間:6ヶ月

学習方法:テキスト+ネット授業+テスト

学費:128,000円(教科書代別)

その他:単位修得率 88.8%!(アドバイザーの学習サポートあり)

≪聖徳大学≫

講座・コース:幼稚園免許特例措置科目

選考方法:書類選考

最短期間:6ヶ月

学習方法:テキストを読んでレポートを提出

試験:全国23都市で日曜日に実施

スクーリング:1.5日間(年5回開催予定 千葉県松戸市)

学費:78,000円(スクーリング・教科書代含む)

その他 全てラジオ、インターネットによる授業 必要な科目のみ受講可

■保育士も幼稚園教諭も今後ますますニーズの高まる資格です!

保育を支える環境を整えようと、国、厚生労働省、各自治体が保育士の確保に向けて力を注いでいます。これらの政策によって今後保育士資格取得者の雇用のさらなる増加が予測されますね。「今すぐ転職を!」という方だけではなく、保育士資格の確実性・安定性に注目し「将来に備えて」という目的で資格取得される方も増えてきました。あなたもこの保育士特例制度をきっかけに、資格取得を考えてみてはいかがですか?

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