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保育の新しい形、ソーシャルワークとは

近年、チャイルドマインダーやベビーシッターといった保育の働き方の多様化や子供たちの環境が複雑化した関係で保育のアドバイスだけでなく、家庭に対しての問題にもアドバイスを求められるケースが増えています。そして、その問題は保育士の経験や知識だけで対応ができなく、福祉サービスなどに対応してもらうケースが出てきています。
また、児童福祉法の改正により、保育所は入園者以外に地域の子育ても支援が定められ、子供子育て支援制度により、認定保育園では地域の子育て支援に力を入れるところが多くなっています。地域にとって、子育て支援の身近な専門機関が保育所であり、身近な子育ての専門家が保育士と考えられるからです。

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そのような流れから最近では、保育士に「ソーシャルワーク」の必要性が産まれてきています。

保育のソーシャルワークとは

福祉の理念に基づき、福祉制度や福祉サービスを利用しながら、生活上で様々な問題に直面している子供や家族に、問題を解決するためのカウンセリングや助言・手段を見いだす力を身につけるよう手助けすることだと言えるでしょう。

必要とされている能力としては

①生活において何かしら問題に直面している子育て家庭のニーズを浮き彫りにできる
➁児童福祉の制度・サービス・社会資源を熟知している
➂保育家庭に変わり、問題に対し対処する方法をマネジメントできる
④必要に応じ、公的機関や福祉施設などを問題ごとに選別し紹介できる

があげられます。

側面的・支援的な役割(イネイブラー)
子育て家庭の保護者が直面している問題を自身で解決できるように側面的に支援する役割。子育て家庭の生活環境を改善する役割

代弁・弁護機能(アドボケイター)
子育て家庭の権利や要求をくみとり、代弁する役割。


運営・管理機能(マネージャー)
様々な保育の問題やニーズに対応するべく、様々な福祉サービスが整えられた。しかし、あまりに多様なためその中で実際に保育家庭が求めるニーズはどのサービスなのか判断に苦しむようになった。その人たちへ適切な情報を送り、サービスを選べるようにマナージメントする役割。
また、管理機能として保育園の園長などリーダーが新人保育士にリーダーシップをする能力や働く環境を整備する役割

保護機能(ガーディアン)
家庭において、あってはならない問題ですが、子供が危険にさらされるなど緊急で保護しなければいけない事態が最近、多くなっています。状況把握・判断能力や客観的情報収集・分析能力、関係施設への交渉能力が求められます。

調整機能(ネットワーク)
子育て家庭の環境や生活の調和を図る役割。保育士は、園でのケアだけが仕事と思われがちですが、児童福祉法第24条に「保育に欠ける子供」が対象とされています。近年の保育士に求められるニーズは、子供が関わる全ての関係を視野に入れた支援を求められています。

教育機能(エデュケイター)
保護者に、必要な情報や生活技能を学習する提供する。ただ、情報を伝えるのではなく、関わりを通してスーパーバイジーである保育士の態度や姿勢を通して問題に対し自己知覚が求められるようにすることである。

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社会福祉士はソーシャルワーカのための国家資格です。
年配者や身体・知的障害者・母子家庭などの相談を受け、シチューエーションごとに援助やアドバイスをします。
名称独占の資格で、取得者だけが「社会福祉士」と名乗れます。業務に関しては、取得してなくても行うことができます。

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