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創造力を発達させるコラージュ。切って・貼って・表現しよう

保育士 出し物 コラージュ
子ども達が大好きな貼り付け遊び、コラージュ。フランス語で「糊付け」を意味するコラージュ、みんなで楽しんじゃいましょう。

本日のテーマは「コラージュ」。

皆さんは「コラージュ」というものが一体なんだかご存知ですか。言葉自体を知らない人も、実物をみればどこかで一度は見たことがあるかと思います。

コラージュとは、新聞や雑誌の記事、写真などを切り抜き画用紙に張り付けていくことで新しいアート作品を生み出すという美術表現の一種です。コラージュという言葉はフランス語でのり付けするという意味の「coller」という単語から来ています。

雨の日など、外で遊ぶことができないときにはもってこいのアクティビティではないでしょうか。今回はそんな「コラージュ」のメリットについて紹介していきたいと思います。

コラージュのメリット

コラージュの発想は自由です。どんな記事や写真をどう組み合わせて貼りあわせても正解も間違いもありません。子どもたちの創造性を余すことなく発揮させることのできる最高の遊びではないでしょうか。

コラージュは実際、心理学の分野にも取り入れられており「コラージュ療法」というものも存在します。コラージュは作る人の内面にあるものを映し出します。それを自分自身で振り返ったりすることによって満足感を得ることができるのです。実際、何人かの保育学者がコラージュ制作が子どもたちに与える影響についての研究を行っています。

さらに、コラージュにははさみで紙を切り抜いたり、その切り抜いた紙を画用紙の上に張り付けるなど細かい作業が必要となります。なので、子どもたちの手先の器用さも養うことができます。

先ほども言ったようにコラージュには正解も間違いもありません。その代わり、子どもたちの自主性が試されます。自分で、何かをつくろうと決めて、そのゴールに向かっていく計画性、色や形に対する感性、自分の好きなものを選ぶことによって、自我や自己主張、そして自分で作り上げたものに対する責任感など。子どもたちが一人前の大人へと成長していくために必要なものがコラージュによって育まれます。

実際にやってみよう!

では、子どもたちと実際にコラージュをつくってみましょう。

とはいっても、小さな子どもたちはさみを持たせてるのはちょっと心配ですよね。そういうときは、あらかじめ雑誌の記事や新聞記事などを切り抜いておきましょう。それを貼りつけていくだけでも子どもたちの創造力は十分に刺激されます。もっと言えばのり付けする必要もないかもしれませんね。並べるだけでも子どもたちの自由な発想力をもってすれば、思いもよらないものを作り出してくれるかもしれません。

もっと年長さんになって、はさみ使わせても安心できるようになれば自分で切り抜きもさせてあげてみてください。慣れてきたら、コラージュの素材を家で見つけてくるようにしてみてはいかがでしょうか?子どもたちの自主性や計画性がより育まれますし、自分で選んだ素材なので子どもたちもより一生懸命取り組んでくれるのではないでしょうか。

時には、今日は「お母さんの顔をつくりましょう」などというお題を出してもいいかもしれませんし、時には子どもたちの気が向くままに自由にやらせてみてもいいでしょうし、一言にコラージュといってもいろいろな楽しみ方ができます。

さいごに

コラージュは身近にあるものを使ってできるとても簡単な遊びです。しかし、そんな簡単な遊びのなかにも子どもたちの自由な発想力や好奇心を刺激するものがたくさん隠れています。

ちなみに、コラージュに興味を持った方は下のリンクを見てみてください。さまざまなコラージュ作品を見ることができます。中には、じっくり見ないとコラージュ作品であるとは気づかないほど緻密に作られた作品もあります。

http://pin.it/tkAHtzZ

では、ぜひみなさんも子どもたちと一緒にコラージュを楽しんでみてください。

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