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保育園ごとの特色とは?運営法人ごとのまとめ

保育園運営法人
近年教育熱の高まりから、保育所間の競争が激化しています。そんな中、異業種からの参入も相次ぎ、それぞれの保育法人がその特徴を活かした保育サービスを提供しています。では、具体的にどのような保育が行われているのでしょうか?今回は大手法人に注目して紹介していきたいと思います

待機児童問題などにも代表されるように、今、保育業界は慢性的な供給不足の状態が続いています。しかし、その反面、子どもに少しでもいい教育を、少しでも早いうちから受けさせたいという保護者の要望が強くなっていることも事実です。

近年、従来の社会福祉法人などの団体だけではなく、異業種からの新規参入が相次いでおり、そのような保護者の要望に応えるべく独自の保育法で他の保育所との差別化を図ろうとしています。

今回は、「最近いろいろな保育法人ができすぎてもう何がなんだかわからない」という人のために、規模やその保育法などからしても「有名どころ」といえる4つの保育法人についてその特徴をおさらいしていきましょう。

学研ココファンナーサリー

その名の通り、学研ココファンナーサリーは教材の出版や学習塾の運営などで知られている学研グループの一員です。

学研グループに共通していることはイタリアの医師であり教育学者、マリア・モンテッソーリが提唱した「モンテッソーリ教育法」を土台とした「学研メソッド」という手法です。

子どもたちはそれぞれの年齢に応じて、伸びる能力が違ってきます。これを敏感期と呼び、0歳~3歳くらいまでは運動の敏感期、つまり歩くことを覚えたり手足の繊細な動きを覚えたりするのがまさにこの時期。3歳を過ぎ、5歳くらいまでは今度は文字の敏感期に入り、文字を興味を持ち始めるのはこの時期だといわれています。

モンテッソーリ教育法はこの敏感期に合わせて、子どもたちに新しいことを身に付けさせるべきであると説いています。そして、このモンテッソーリ教育法を基礎にし、実践の中で磨いていったのが、「学研メソッド」なのです。

また、大企業の学研が親会社ということもあり福利厚生が充実していることも魅力の1つ。通常の健康診断や予防接種といった福利厚生の他、学研のおもちゃや教材を社員割で購入することができるなど特に子育て中のみなさんにはうれしい特典があります。

社会福祉法人どろんこ会

社会福祉法人どろんこ会の最大の特徴といえば、「裸足保育」を取り入れていることではないでしょうか。裸足保育は足の感覚を鍛え、運動能力向上のため有効とされています。

他にも、「どろんこ」という名前が示すように自然と思い切り触れある環境づくりに努めています。近年、子どもたちに対し、過保護になる保護者や保育所が増える中、どろんこ会は「どもが体験する機会を排除しすぎない保育」を推奨しています。

また、単に自然と触れ合うだけではなく自然の厳しさに触れることもどろんこ会の保育方針の1つです。畑で一生懸命農作業をしたり、ヤギや鶏を飼育し、特にはその死に直面することもあります。

社会福祉法人による運営なだけあり、福利厚生は充実しています。産休・育休の取得実績は高く、短時間勤務など職場復帰を後押しする制度も整っていて働きながら子育てを考えている人にもやさしい職場です。さらに、結婚など家庭の事情で引っ越しをしなければいけない場合にも系列の園への異動を後押ししてくれるので長く働ける環境が整っているといえるでしょう。

また、どろんこ会には充実した研修システムがあり、保育士としてのスキルアップを目指している人にはピッタリ。また、自分の成果を発表できるコンテストがあったり、デンマークへのインターンシップ制度も用意されているなど充実の研修制度といえるでしょう。

ベネッセスタイルケア

 

保育園運営法人

 

このベネッセスタイルケアもまた、あの通信教育などでおなじみのベネッセが運営する保育園です。

大手企業なだけあって、福利厚生は充実しています。医療費返還制度は自分だけではなく家族も対象。ディズニーランドなどのレジャー施設や宿泊施設などを割引で利用できたり、単身者のための寮や引越し支度金の制度もあるため、就職のために引っ越しを考えている人も安心です。

育児休暇制度も充実しており子どもが小学校3年生になるまで利用できる「育児時間短縮勤務制度」があるなど子育てと仕事が両立できる環境が整っています。

そんなベネッセスタイルケアの保育の特徴は「本当の家族」のような環境づくり。子どもが0歳~2歳児までは保育士は「担当制」で子どもたちに対して「本当のお母さん」のように接します。

そして、今度子どもたちが3歳児になると「異年齢保育」を実施し、「本当のきょうだい」のような関係を築きます。

このような保育を通じて、保育園が家庭の延長線上にあるかのように感じさせてくれるのがベネッセスタイルケアの保育の特徴ではないでしょうか。

ニチイ学館

ニチイの保育理念は「遊びを、学ぶ好奇心に」。その言葉通り、一見「お勉強」に力を入れているように見えますが、それを楽しみながらできる仕掛けもニチイの保育にはたくさん取り入れられています。

まずはなんといっても英語教育。ニチイでは語学スクール「COCO塾」と提携しており、COCO塾から派遣されるプロの講師が英語のレッスンを受け持ちます。

子どもたちが物事を吸収する力は大人とはくらべものになりません。その時期にいかに語学に触れられるか。それにより、将来の子どもたちの語学力に大きな差が出てきます。

このニチイもまた、介護施設なども運営しているグループ企業。そのニチイが運営する介護施設に子どもたちが定期的に訪れお年寄りと触れ合うというイベントもニチイの特徴。最近の核家族化によってなかなかおじいちゃん・おばあちゃんと触れ合う機会の少ない今の子どもたちにとっては非常にいい経験となるでしょう。

ニチイはすべての常勤保育士を正社員として雇用しています。産休や育休の取得実績も高く、女性にとって働きやすい企業の代名詞。さらに、大企業なだけあり、北海道から沖縄まで支店を展開していることも大きな魅力です。もし、結婚や家族の都合などで引越しを余儀なくされる場合にも異動が比較的簡単にできます。

最後に

いかがだったでしょうか?今回紹介した法人はすべていくつもの系列園やその他の施設・事業を持つ大手の保育法人ばかりです。小規模なところにも面白い独自の保育を行っているところはたくさんあります。

待遇面や福利厚生など大手には大手の良さがありますが、小規模な保育所でしかできないことがたくさんあることもまた事実です。

今回の特集を参考にして、いろいろな保育所について調べてみてはいかがでしょうか?保育所の数だけ特徴が見つかると思います。

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