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問われるベビーカー利用のモラル。それって本当に迷惑ですか?

ベビーカー モデル
保育実施調査。ベビーカーを巡る論争は実際にはどのような思いが交錯しているのでしょうか。

保育士,ベビーカー

 

こんにちは、ライターのトガワヨーコです。4歳になったばかりの娘をもつ一児の母です。

さて、インターネットを中心に議論を巻き起こしている「ベビーカー論争」。つい先日、2017年の始まりにも「初詣でにぎわう神社の境内でのベビーカー利用」について、さまざまな意見が交わされていました。
通勤時間帯の電車内や、多くの人でにぎわう商業施設…。「混雑する場所ではベビーカーをたたむべきだ」と誰かが声をあげれば、「こういった理由でたたむことは難しい」と利用者が声をあげ、周囲がベビーカーに配慮をすべきか、はたまた利用者が行動を自粛すべきか…といった議論が巻き起こっては、そのたびに大きな話題をさらっています。

今回は、オンラインベビーシッターサービスを展開している株式会社キッズラインが行った「ベビーカー利用者に対するアンケート」をもとに、ベビーカー利用の実態や、ベビーカー利用者が望むことについて、考えていこうと思います。

「ベビーカー利用中に嫌な思いをした経験がある」人が半数以上という現実

さっそくアンケートを見てみましょう。「ベビーカーを利用していて、嫌な思いをしたことはありますか?」という問いに対して、「はい」と回答した人は、56.8パーセント。半数以上の回答者が、ベビーカー利用中に「嫌な思いをした」という経験があることがわかりました。

ベビーカー利用

お子さんがいない方からすると、「ただベビーカーを利用しているだけなのに、嫌な思いをした人がそんなにいるの?」なんて、驚いてしまう人もいるかもしれません。日常生活を送っていて、たまたまその場に居合わせた人の言動や行動がきっかけで「嫌な思いをした」と感じる機会はそうそうないものです。

ですが、ただ「ベビーカーを利用している」という条件がついただけで、これだけ「嫌な思いをした」と感じる人の割合が増えてしまう。はたして、ベビーカーを利用することは、そこまで糾弾されなければいけないことなのでしょうか。掘り下げていきましょう。

嫌な思いをしたシチュエーションは「電車内」「駅構内」が大多数

さらにアンケートの結果を見てみると、嫌な思いをしたシチュエーションは「電車内」「駅構内」が大多数を占めていることがわかりました。

場所

通勤時間帯は特に多くの人で混雑する、電車内や駅のホーム。他人と体を密着させないと乗車できないほど混雑する路線も、都市部では少なくありません。パーソナルスペースに踏み込まれ、不快な思いをせざるを得ない状況下で、もしも大型のベビーカーが電車に乗り込んできたとしたら…

。ベビーカーを乗せるためのスペースをあけるために、車内はさらにぎゅうぎゅうに詰まり、空気はいっそうピリピリとするでしょう。「ベビーカー、邪魔だな」という気持ちがわく人がいても、けっして不思議なことではありません。自分に余裕がないとき、他人のことまで気を配る余裕はなかなか持てないものです。舌打ちをしたり、罵倒をしたり…という行為は、とても共感することはできません。でも、「邪魔だな」「潰れてしまわないかこわいな」という空気になってしまうのは、混雑する電車を利用する以上は仕方がないことなのかもしれませんが…。

乗客VSベビーカー利用者の構図になるのは間違い

電車内でのベビーカー利用をめぐる論争では、どうにも乗客対ベビーカー利用者という構図になりがちです。とはいえ、電車もバスも、あくまで「公共交通機関」。鉄道会社やバス会社などの運営会社がベビーカーの乗車を受け入れ、「譲り合っての乗車」を呼びかけている以上、乗客が「ベビーカーは邪魔だから乗車をするな」とは言えません。近年では、ベビーカーや車いす優先スペースを設ける電車も増えてきています。

鉄道会社の運営方針によって差はありますが、社会としてはベビーカー利用に対してポジティブな向きに進んでいることは確かです。公共交通機関内でのベビーカー利用に対して意見がある場合は、乗客同士で争うことはせず、鉄道会社に意見するのが正解です。

ベビーカー利用者にも守るべきルールはある

とはいえ、ベビーカー利用者側にも守るべきルールはあります。たとえば、東京都をめぐる都バスの場合、朝夕のラッシュ時はベビーカーを折りたたんで乗車するのがルールとして設けられています。また、スペースが限られた車内、折りたたまずに乗車できる台数は二台まで。車いす利用者が乗車してきた場合は、車いすを優先とし、ベビーカーはたたまなければいけません。

また、ベビーカーに赤ちゃんではなく荷物を載せて乗車する場合も、たたむことが求められます。
鉄道会社やバス会社がベビーカーの乗車を拒んでいない以上、ベビーカーを押したまま公共交通機関を利用する権利があります。

ただし、都バスの例にもあるように、ベビーカー利用者側にも求められるルールがあるものです。
荷物が多かったり、赤ちゃんが眠ってしまっていたり…。「ベビーカーたためない」という状況は理解できますが、たたむことが求められる場面では、潔くたたむことも必要です。

都内を走る一両編成の路面電車「都電荒川線」の駅に貼られた張り紙。ベビーカー利用者側にいかなる事情がある場合でも、鉄道会社側から「折りたたんでの乗車」を求められた場合はそれに従いたい。

多くのベビーカー利用者は「事情を理解し、優しく接してほしい」

引き続き、アンケートの結果を見てみましょう。昨今のベビーカー論争についてどう思っているのか、利用者の心境をうかがってみると、6割以上の人が「事情を理解し、優しく接してほしい」と回答。肩身の狭さを感じつつも、寛容な気持ちで見守ってほしいというのが本音のようです。

ベビーカー論争

ベビーシッターサービスを上手に活用しよう

ベビーカーはけっして「親が楽をするための道具」ではありません。エレベーターを探して右往左往したり、段差の多い道を避けたり…と、ベビーカー利用にはベビーカー利用の気苦労があります。それでも都市部でベビーカーの電車利用が目立つ背景には、「家族に子どもを預けて出かけるのが難しい」という実情が少なからずあるのではないでしょうか。
頼ることができる実家が遠方で、通院や買いもの、美容院といった自分の時間を確保することができず、どこへ行くにも赤ちゃんを連れて行かなければならない。自治体や保育園が実施している一時預かりはいつも満員で、思うように都合がつかない。ひとりになることができないけれど、済ませたい用事がある…。
そんなとき、大切な子どもを保護者に代わって見守ってくれる、ベビーシッターサービスを利用すれば、ひとりでさくさくと用事を済ませてしまうことができますね。

株式会社キッズラインでは現在、先着1000名にベビーシッターの無料体験ができるキャンペーンを実施中。実際に体験し、いざというときのためにシッターサービスがいったいどのようなものかを知っておくのもおすすめです。

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https://kidsline.me/contents/news_detail/128

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