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保育士が辞めたくなる理由「人間関係」への対策!

保育士の悩みはいろいろ多いですが、こちらはかなり問題になっていますよね。

■保育士を「辞めたい」人、多いんです

保育士を辞めたい! 実は、こう思っている人はたくさんいます。保育士資格は国家資格でもあり、子どもに関わるやりがいのある仕事なのに、辞めたくなってしまう理由とは? 1つには「給与の低さ」です。給与については保育の業界そのものの構造なども関係していて、政府も待遇改善策を打ち出しているほどです。そして、もう1つ代表的な保育士を辞めたい理由として「人間関係」があります。保育の現場で人間関係に悩んだとき、人間関係で辞めたくなったときの対策をお伝えしていきます。

■難しい「同僚や上司との人間関係」

もともと保育士は、ほかの職業よりも人間関係を「うまくやっていく」必要がある仕事です。子どもと関わるのも人間関係です。さらに子どもと関わる以上、保護者との情報共有、協力という人間関係も欠かせません。そして、一緒に働く保育士仲間(同僚)や上司との人間関係もあります。最初から保育士は「人間関係のプロ」という認識を持っていたほうがいいでしょう。そんな中でも、多くの人が悩んでいるのは「職場の人間関係」です。職場でのいじめや陰口、園長や主任といった上司からのパワハラなどのケースが後を絶ちません。保育者は子どもに向き合う愛情深い人である、というのが理想ですが、現実には保育現場は忙しく、ストレスも多いため職場の人間関係に波風が立つこともあります。

■職場があれば、必ずそれぞれの人間関係があるもの

 

大人であろうが保育者であろうが、人は完璧ではありません。「お互いに優劣をつけたがる」「自分の利益を優先したがる」など、どこにでもあることです。よく、保育士は圧倒的に女性が多いので「女性の職場は難しい」とか「女性同士の関係はネチネチしている」などという意見を聞きますが、そうでもありません。さまざまな職場を比較してみると、ネチネチした男性もさっぱりした女性もたくさんいますし、男女の比率が2:8でも5:5でも人間関係で辞めたくなる人は必ずいるものです。要は自分自身の、その職場での立ち位置や人同士の相性、考え方の違い等によって起こってくる問題なのです。

■人間関係の中、自分を見つめ直し行動を

さまざまな人、考え方の違いの中、あなた自身を見つめ直してみましょう。保育という仕事で目指したいことは何ですか? 自分の人生で、仕事やその他のバランスを考え、大切にしたいことは何ですか? 人との関係も見つめ直しましょう。うまくいかない相手に対しては、人を変えようとせずに自分が変わってみましょう。積極的に挨拶したり質問したりすることで関係が良くなるかもしれません。パワハラではなく熱心な指導なのかもしれません。派閥のようなものがあるなら、自分は割り切って参加しないようにする手もあるかもしれません。自分のやりたいことや大事なことを優先し、人との関係を自分なりに調整して、それでも「理不尽な状況」「我慢できない状況」に置かれているのなら、その職場を離れることも、取れる対策の1つです。

■保育士が転職するなら

保育士が職場を辞めて新たな道を選ぶとき、自分自身が「保育の仕事が好き」「続けたい」と思うのなら、新しい保育の職場を探します。衝動で辞めずに計画的に動きましょう。保育士は人手不足で「売り手市場」ですから、転職の時期も職場も選ぶ余地があります。焦らずに、自分の目指したいことやアピールポイントを整理して転職活動に臨みましょう。人間関係の悩みを繰り返したくないという気持ちがあると思いますから、情報収集をして転職先を選んでください。同業の友人知人や、転職経験のある人に相談したり、コンサルタントのサポートを受けたりすると安心です。求人情報はもちろん、職場見学や面接で雰囲気や相性をみてみるのも大事です。悩みがあって転職を決意したのだから、これまでよりも、より良い状況を選ぶ力が身についています。新たな活躍の場を、しっかりと選んでくださいね。

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