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新米保育士にあなたはどう接すればいいのだろう
もうすぐすればまた、新入社員が入ってくる時期になります。保育士になりたての若者が右も左もわからない状態で入ってくるこの時期にちょっぴり不安を感じている人も少なくはないかもしれません。「ゆとり世代」などといわれて久しいですが、今回は新入社員が入ってくるうえで人間関係をうまく築くコツをいくつか紹介していきたいと思います。
先輩保育士として気を付けるべきこと
個人的な感情を引きずらない
保育士といっても人間なので、どうしてもその日の気分がありますよね。でもそれを出してしまっていては、何に対しても初めてで不安に思っている新米保育士たちは敏感に察知してしまいます。逆に気に入った後輩をえこひいきして、ほかの後輩たちには厳しく当たるというのも同様です。
もちろん人間なので気分のすぐれない日もあれば人と人との相性というのもあります。無意識にそういうものが出てしまうことだってあります。だからこそ、意識して注意することが必要です。
話はきっちりと一本化する
保育士は子供に対し常に対応しなければならないため、どうしても一体ることに一貫性が生まれません。昨日ダメと言われたのでしないようにしたら逆に怒られてしまった、という経験をしたことのある人は少なくないかと思います。
新米保育士はただでさえ自分の行動があっているか心配なものなので、このような状況になると軽くパニックを起こしてしまします。
後輩たちからしてみれば、安心して業務を行うことがままならず、指示もうまく聞くことはできなくなると思います。何かを後輩に指示やアドバイスをするときは一度自分の中で整理してからするようにしてあげましょう。
陰口
自分がその気がなくとも、つい口にした言葉を後輩が聞いてしまい勘違いが生まれることは多々あります。同僚に仕事の話のついでとしても、本人のいないところで言われたという傷心は変わらないでしょう。
無用なすれ違いはお互い徳をしませんよね。
新米保育士は新しい環境に戸惑っています。何かあれば本人に向かって直接言ってその後もしっかりフォローをしてあげましょう。もし何かしらの理由で言えないのであれば、はなから言わない。みんながお互いに疑心暗鬼になり職場の雰囲気が悪くなってしまうので気を付けましょう。
上手に新人保育士を指導するには
見て学べは無責任
確かに「見て学ぶ」というのは仕事を覚えるうえで重要な物のうちの一つではありますが、初めはしっかりとついてあげて手取り足取り教えてあげましょう、新米保育士は見て学ぶ能力が育っていないし、自分の行動を確認しながら行えるために新米保育士も仕事が覚えやすいです。
多くの仕事を抱えているときは特に「こっちを先にやったほうがいいよ」などという「アドバイス」をあげることで新人保育士たちがいち早く一人前になり、それは結果的に自分を助けることにつながるのではないでしょうか。
新人保育士の意見も取り入れよう
新人保育士といえど保育に憧れを抱いて保育の世界に飛び込んでいます。自分の話を聞いてもらえれば嬉しいですし、信頼関係も生まれます。
そのアイデアからコミュニケーションを取り、上手く誘導しながら成長を見守ってあげましょう。無限の可能性を秘めていることが新人保育士たちの一番の魅力です。その魅力を押さえつけるのではなく活かす方向で考えてみると、新人たちのやる気をかき立てるだけではなく新たな世界が見えてくるかもしれませんよ。
さいごに
新人保育士たちは、学生から社会人になったばかりで不安を抱えています。
自分たちが新人だったころを思い出して、「こんな感じに教えてもらいたかったな」とか「こんな嫌な先輩がいたな」とかを考えながら自分たちの後輩を指導してみてください。