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最近、噂で聞く保育ママって何?保育士の新しい形

保育ママ
最近、噂の保育ママ。じつはこれ、職業なんです。でもどんな職業なんでしょうか。

保育園が不足している問題が浮き彫りになり、国会でも取り上げられる事態になりました。そして、多くの自治体が園を作ろうと動きましたが保育士不足や土地によっては反対運動などが起こるという保育園を作る土地がない現状もでてきています。その中で、家庭で保育を行うベビーシッターやチャイルドマインダーの存在が解決法の一つとして注目が高くなっています。

その中で、今回は“保育ママ”という最近、よく聞くけどあまり感覚としてわからない職業と働き方を紹介したいと思います。

 保育ママとは

保育ママとは家庭で行う福祉員のことです。保育ママはベビーシッターと違い保育される人の家に行くのではなく、保育する人の家で保育を行う形式となっています。主に3歳未満の子供を自宅で有料で保育するシステムです。自治体により差異はありますが、基本的には保育士、看護師、幼稚園教諭の資格を持っていることが条件で、他に教員や助産師、保健師などが規定に加わることがあります。また、補足条件として年齢制限や子供の保育経験・子供のいるかたは子供の年齢制限や看護する環境がないかなどの査定基準が設定されている自治体もあります。

施設設備として風通しがよく採光基準を満たし6畳以上の保育専用の部屋を確保できペットを飼っていないことが条件となります。

 家庭的保育補助者

保育ママの補助を行う人です。保育士などの資格は必要ではないですが自治体の研修を受け、認定をもらうことが必要です。

家庭的保育支援者

保育ママや家庭的保育補助者を指導する立場で、保育士有資格者で保育士や保育ママなどで10年以上の経験と研修を受けて認定されます。

利用方法

保育ママは、自治体により管理されているので利用したい方は自治体に利用希望を出し自治体から紹介された保育ママに子供を預けることとなります。自治体で実施されていない地域もありますので預けることを考える場合はまず実施があるか調べてみましょう。

保育ママは、預かる人数が3人までとされております。保育ママには家庭的保育補助者(補助員)がいて共同で保育を行える場合は5人までとなります。ちなみに、1人に対し3人は認可の乳児保育と同じ基準で、3歳未満の子供を預かる対象と考えると保育施設としてかなり手厚い保育を受けることができます。自治体により認定研修(講義や実習)を受け、自治体から認定を受けることができたら資格を持たなくても保育ママとなることがあります。

 保育時間

8時間を基本として、早朝や夜間保育・延長保育などを行うことも可能とされています。ただし、保育園のようにシフトをずらせるわけではないため1人の業時間がそのまま増えるために推奨はされていません。

休日は基本が日曜日と祝日に設定され自治体にもよりますが年末年始・夏季休暇が日にち指定で規定されています。また、有給も自治体からしっかり付与されるようです。

 収入

保育ママの収入は、保護者からの保育料+時間外保育料+自治体からの保育補助金が収入となります。紙おむつ等の負担額は別途徴収となり自治体により整備費がプラスとなることがあります。賞与は発生しませんが、自治体の補助もあるので給与面は心配はないレベルではないでしょうか。

・保育料→1あたり2~3万円が保育ママの保育料の相場となります。

・時間外保育料→1時間300~500円程度

・自治体からの保育補助金→乳幼児1人につき数万円

 保育ママになるための準備

保育ママになるには、1人で保育を行っていける経験や知識を含めた対応力が必要です。キャリアを作るために保護者や子どもと多く接し、対応能力を身につけておきたいですね。また、小規模保育園で勤務の方は、園の設備や室内が小さい時の保育の方法をしっかり確認しておきたいですね。

また、チャイルドマインダーなどの少数保育の資格などを学んでおけば、様々な場面で役立ち取得すれば信頼にもなりますよね。開業は自宅でも可能ですが、安全に過ごせるように家具の転倒防器具や安全策などが必要になりますので気を付けてください。

 まとめ

保育ママは、自宅での保育という保護者からの信頼のある形で任されているともいえます。保育する者が1人ないし2人が多いので責任は重要ですがやりがいがあり少数保育のため愛着がわきやすいというものがあります。経験をしっかりつんだら次のステップとして考えてみるのもいかがでしょうか。

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