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保護者と保育者が「子育て」で連携するためのやり方、考え方について

保育 子育て相談
保育者として、園児の保護者とのよりよい関係性を築くことはとても重要です。
子どもを預かる保育者と保護者の間に信頼関係が成り立って、初めて保育園は成り立つのです。保護者と連携し、質の高い保育を実践していきましょう。

 

保育施設に子どもを預ける保護者の不安とは

保護者の方々が保育園などの施設を利用する上で一番の心配は、子どもを預けている間にケガや事故、病気などの大きな問題が起こることです。

ケガや病気、事故などが発生した際、保育園や保育者の対応がしっかりしていなければ、大切な子どもが危険にさらされるかもしれません。大きな問題でなくても、例えば子ども同士の喧嘩が起こったり、子どもが保育園で嫌な思いをしたりすることもあるでしょう。

保護者は、子どもを見ることができない間、保育園や幼稚園へ子どもを保護することを頼んでいます。だからこそ園内で起きたトラブルなどは、すべて保育者の責任で対処することが当たり前だと考えていることがほとんどです。

中には、「保護者側の要望をすべて受け入れ、想定される問題はすべて未然に防ぐことがプロとして当たり前」と考えている保護者も存在するかもしれません。

「保育者は忙しいし大変だし、不満をいわれても困る」という考え方

しかしながら、上記のような保護者側の声は、保育者や幼稚園教諭といった子どもを預かる側の立場としては、大きなプレッシャーになるものです。

保育の仕事は忙しく、子ども一人ひとりに細心の注意を払わなくてはなりません。
「問題が起こらないようにしないといけないけど、万が一何かが起きたら…」という重圧に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

子どもは心身ともにデリケートな存在であるため、さまざまなことに気を配る必要があります。
保護者から保育についての要望が寄せられただけであればまだいいのですが、不満をぶつけてくる、クレームを付けてくる、といったことがあると、本当に疲弊してしまうものです。

保護者とのコミュニケーションで気が重くなり「非常識なことをいってくるモンスターペアレントがいて仕事を続けるのがつらい」と消耗してしまうこともあるでしょう。

保護者と保育者の「連携」とは

保育者と保護者の間に「不満」や「不信感」が生じるとすれば、それは保育の「責任」を一方的に負わせるようなや、心情をお互いに抱いてしまっているときなのではないでしょうか。

「保護者は保育料を払い、しっかりと子どもを見てもらいたくて預けているのだから、園にいる間のことは全部任せたい」
「保育者は精一杯、子どもに接するだけでなく子どもの生活を取り巻くさまざまな業務を行っているのだから、無理を言われても困る」

こうした状態は、本来の家庭や保育者が連携して行う「子育て」の姿とかけ離れてしまっています。
保護者が保育施設に子どもを預ける、というのは子どもを育てるという大事な使命を一緒に果たしている状態ともいえます。

保護者と保育者がお互いに注力すべきことは、責任を押し付けることや面倒を避けることではありません。家庭と保育者で「連携」することです。
連携というのは、同じ目的を持つ人達が密に連絡を取り合い、その目的に向かっていくことを指します。

つまり、保育士と保護者が「子どもの健全な成長」「子どもの安全な生活」といった目的を持ち、密接に連携して協力的な関係を築き上げていくことが理想的な保育の姿なのです。

大事なのは「情報共有」と「思いやり」

ある目的を様々な立場にある人々が協力して成し遂げるために重要なのは、情報の共有や事実の正しい理解です。そのためには、報告や連絡が重要です。
保育者が業務に追われ、送り迎えなどの際にゆっくり情報共有ができなかったら、保護者は連絡帳を活用したり別に時間を作ってもらったりする、といった手段があります。

保育者側も、できることをできるときに実行し、常に最大限の効果が出るように努力を続けるべきです。保護者側も、子どもではなく保護者の都合ばかり前面に押し出してはいけません。
お互い「子どものため」を第一に考え、相手を「思いやる」ことが大切です。なにかお願いをするにも、共通の認識を持つにも信頼関係が必要です。

お互いに感謝しあい、相手の立場のことも考えて行動すれば信頼関係が生まれますし、一緒に安心して子どもを育てる「仲間」として互いの立場を尊重できます。

子どもの健全な成長を見守る「仲間」として、家庭と保育施設、保護者と保育者が心強い味方になれるのが理想的ですね。

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